ハッシュタグ設計
飲食店が実際に付けているハッシュタグ
実際に運用されている飲食店のInstagramアカウント22件の投稿527件を集計しました。ハッシュタグなしの投稿が64件あり、ハッシュタグを付けている投稿だけで見ると平均7.7個・中央値5個・最大30個です(この集計には2025年12月18日のInstagramの上限変更〈1投稿5個まで〉より前の投稿が含まれます。現在は5個までです)。カフェを同じ方法で集計したときの平均は4.7個だったので、飲食店のほうが多めに付ける傾向がありました。以下は集計に出てきたハッシュタグを、使う枠ごとに分けたものです。地域名のハッシュタグは他店の地名なので、そのまま使わず自分の地名に置き換えてください。
付け方の手順
- 地域名のハッシュタグを1〜2個作る。「〈市区町村名〉+グルメ」「〈最寄り駅名〉+グルメ」の中から、狭い地名と広い地名を選ぶ
- その投稿の時間帯に合わせて「〈地名〉+ランチ」か「〈地名〉+ディナー」のどちらかを地域名ハッシュタグの1つと入れ替える
- 自分の店名のハッシュタグを1つ決める。正式名称と略称のどちらか拾われやすい方を毎回付ける
- その投稿で出している料理の名前を1個
- 用途で来てほしい店は、実際に受けている用途のハッシュタグを1個(歓送迎会・記念日・貸切など)
- 合計5個以内に収める。Instagramは2025年12月18日から1投稿の上限が5個になりました。ハッシュタグを付けている投稿だけで見た集計上の中央値も5個でした
- 地域名のハッシュタグは、自分の地名で実際に投稿があるか先に検索して確かめる。誰も使っていない言葉を作っても探されません
地域名+グルメ(いちばん多かった形)
22件中13件が使っていた枠。カフェが「〈地名〉+カフェ」を使うのに対して、飲食店は「〈地名〉+グルメ」の形が主流でした。料理のジャンルを問わず使えるためです。
#名古屋グルメ #大阪グルメ #五反田グルメ #上野グルメ #東京グルメ #渋谷グルメ #新宿グルメ #神保町グルメ #銀座グルメ #梅田グルメ #札幌グルメ #金沢グルメ #恵比寿グルメ #東比恵グルメ #谷町六丁目グルメ #今池グルメ
作り方は「〈市区町村名〉+グルメ」「〈最寄り駅名〉+グルメ」「〈都道府県名〉+グルメ」の3つです。実測では、狭い地名(駅名・町名)と広い地名(市名・県名)の両方を同時に付けている店が多くありました。#谷町六丁目グルメ と #谷六グルメ のように、正式な地名と略称の両方をハッシュタグにしている例もあります。
地域名+時間帯(昼と夜を分ける枠)
22件中11件が「〈地名〉+ランチ」、9件が「〈地名〉+ディナー」を使っていました。昼と夜で探している人が違うので、投稿する時間帯に合わせて入れ替える枠です。
#名古屋ディナー #上野ランチ #大阪ディナー #神保町ランチ #神保町ディナー #金沢ランチ #金沢ディナー #札幌ランチ #札幌ディナー #梅田ランチ #梅田ディナー #銀座ディナー #今池ランチ #東京ディナー #平日ランチ限定
ランチをやっていない店は、この枠を「〈地名〉+ディナー」だけにします。逆に昼が強い店は、ランチ側だけを厚くします。両方やっている店は、昼の投稿と夜の投稿でこの1個を入れ替えるだけで、届く相手が変わります。
何のために来る店かを表すハッシュタグ(カフェにはほとんど無かった枠)
22件中10件が使っていた枠。同じ方法で集計したカフェ11件では2件だけでした。誰と・何のために来る店なのかを言葉にしたハッシュタグです。
#歓送迎会 #歓迎会 #新年会 #忘年会 #クリスマス #クリスマスディナー #記念日 #記念日ディナー #誕生日 #誕生日ディナー #デートスポット #名古屋デート #梅田デート #金沢デート #東京デート #上野デート #女子会 #ホテル女子会 #貸切 #神保町貸切 #神保町宴会 #半個室
自分の店で実際に受けている用途だけを選びます。個室がないのに #貸切 を付けるようなことはしないでください。歓送迎会・忘年会・新年会は時期が決まっているので、その1〜2か月前から使い始めます。#名古屋デート #梅田デート のように、地名と組み合わせている例が複数ありました。
料理のジャンルと看板メニューのハッシュタグ
その投稿で出している料理そのものの名前を付けた枠。投稿ごとに入れ替えます。
#ラーメン #らーめん #東京ラーメン #神保町ラーメン #新宿ラーメン #つけめん #つけ麺 #鴨ラーメン #冷やしラーメン #限定ラーメン #担々麺 #はまぐりらーめん #鮨 #寿司 #お寿司 #ばらちらし丼 #町中華 #ビストロ #焼肉 #カレー #ステーキ #パスタ #パスタランチ #和食
「#ラーメン」のような大きなハッシュタグだけだと数秒で埋もれます。実測では #東京ラーメン #神保町ラーメン のように、地名と料理名をつなげたハッシュタグを自分で作っている店が複数ありました。季節や期間で変わる商品は #冷やしラーメン #限定ラーメン のように、その時だけのハッシュタグを足しています。
店名のハッシュタグ(自分の店の名前で1つ作る枠)
22件中18件が、自分の店名のハッシュタグを作って使っていました。他店のハッシュタグを付けるためのリストではなく、「自分の名前でも1つ作る」と読む枠です。
#鮨てんび #鮨てんび今池店 #町中華さしろく #さしろく #麺屋33 #麺屋武蔵 #大間浜寿司 #焼肉BISTRO石鎚 #BISTRO小山 #ビストロシンサンテ #IPPUDO #一風堂
実測では、正式名称のハッシュタグと略称のハッシュタグの両方を作っている店がありました(例:「町中華さしろく」と「さしろく」)。#IPPUDO のようにアルファベット表記と日本語表記の両方を持っている店もあります。来た人がどちらで書くか分からないので、両方を自分の投稿に付けておきます。
同じものが好きな人に届ける枠
22件中9件が使っていた枠。同じ方法で集計したカフェ11件では0件でした。料理名に「好きな人と繋がりたい」「スタグラム」「部」を付けた形です。
#鮨好きな人と繋がりたい #餃子好きな人と繋がりたい #焼肉好きな人と繋がりたい #日本酒好きな人と繋がりたい #パン好きな人と繋がりたい #餃子スタグラム #炒飯スタグラム #グルメスタグラム #餃子部 #ラーメン部
地元の人ではなく「その料理が好きな人」に届く枠です。遠くからでも来る看板メニューがある店に向いています。自分の店で出しているものだけを選んでください。
集計元: 実際に運用されている飲食店(ラーメン・町中華・鮨・焼肉・ビストロ・イタリアン・ファミリーレストラン・ファストフード)のInstagramアカウント22件の投稿527件(2026-08-06 取得)。ハッシュタグなしの投稿が64件あり、ハッシュタグを付けている投稿だけで見ると平均7.7個・中央値5個・最大30個です。上に載せたハッシュタグはすべてこの集計に実際に出てきたもので、当サイトが作った例ではありません。地域名と店名のハッシュタグだけは、自分の地名・店名に置き換えて使う前提で載せています。カフェとの比較は、同じ方法で集計したカフェ11件・275件の結果と並べたものです。母集団の偏りとして、22件のうち一部は「公式」と名乗って情報を出しているアカウントを検索して見つけたもので、地域は首都圏・名古屋・大阪に寄っています。この集計には2025年12月18日のInstagramの上限変更(1投稿5個まで)より前の投稿が含まれます。現在は5個までです。