SNSはじめるくん

居酒屋のインスタグラムの始め方

居酒屋・大衆酒場・バーのInstagramを、開設からプロフィール、ハッシュタグ、予約と宴会の受け方まで順番にまとめました。そのままコピペして使えるプロフィール文5例と、実際に運用されている居酒屋19アカウントの投稿462件から集計したハッシュタグを載せています。お酒を出す店に関わるルールは、法令と国税庁告示の原文を実際に開いて読めた範囲だけを書いています。

個人居酒屋・大衆酒場・バー向け

プロフィール実例と実測ハッシュタグ、お酒を出す店のルール【2026年版】

居酒屋のInstagramには、カフェにも食事中心の飲食店にもない枠が1つあります。「どう飲むか」で探されることです。同じ方法で集計すると、居酒屋19件のうち13件が「〈地名〉+飲み」の形のハッシュタグを使っていました。#京橋飲み #自由が丘飲み #東京飲み のような形です。さらに #昼飲み を4件、#一人飲み の類を3件、#ハッピーアワー の類を3件、#立ち飲み を2件が使っていました。カフェ11件で「〈地名〉+カフェ」を使っていたのが7件だったのと比べると、居酒屋は「場所+業態」だけでなく「時間帯」「人数」「飲み方」まで言葉になっています。カフェは業態で探され、居酒屋は飲み方で探される、という違いです。開設時に自分の店がどの飲み方の店かを決めておくと、ハッシュタグもプロフィールも迷いません。

最終更新: 2026-08-06

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居酒屋が開設前に知っておくこと

最初に決めること
うちは「どう飲む店」か(1人・昼・宴会)
実測で最も多い形
〈地名〉+飲み/〈地名〉+居酒屋 各13件
予約の入口
ネット予約に直結は7件(19件中)
お酒を出す店の義務
年齢の確認その他の必要な措置

開設〜運用開始までの4ステップ

アカウント開設からプロフィール設計、最初の投稿、運用リズムまでの順序。上から順に進めれば迷いません。

ステップ 1

アカウントを開設する

開設後すぐにプロアカウント(ビジネス)へ切り替えます。切り替える前に、下の「うちは『どう飲む店』かを決める」を読んで、届けたい飲み方を1つ決めておいてください。あとの言葉が全部そこから決まります。

  • 設定 →「アカウントの種類とツール」→「プロアカウントに切り替える」を選ぶ
  • カテゴリは「居酒屋」または該当する業態を選ぶ
  • ユーザーネームは店名+最寄り駅名にする
  • 表示名には地名と業態(居酒屋・大衆酒場・立ち飲み等)を入れる
  • うちが「1人で来る店」「昼から飲む店」「宴会の店」のどれかを決める

居酒屋ならでは: 実測した19件の表示名は、店名だけで終わっているものがほとんどありませんでした。「魚もつ 武蔵小杉 居酒屋 個室 宴会 日本酒」「うぬぼれ酒場【堺筋本町/海鮮/肉/おばんざい/日本酒/居酒屋】」のように、地名・業態・料理・用途をスラッシュや空白で並べています。名前欄は入力できる文字数に上限があるので全部は入りませんが、「地名」と「業態」の2つは優先して入れてください。3つ目に入れるのは、自分の店の飲み方(立ち飲み・個室・昼飲みなど)です。

ステップ 2

プロフィールを設計する

1行目で「どこの・どう飲む店か」を言い切ります。下に5パターンの完成文を置いてあるので、自分の店に近いものを選んで〈 〉の中だけ書き換えれば埋まります。

  • 下の「そのまま使えるプロフィール文5例」から自分の店に近いものを選ぶ
  • 1行目に市区町村名と業態を入れる
  • 営業時間はラストオーダーまで書く。深夜まで開けている店は終わりの時刻を正確に書く
  • 定休日を書く
  • 最寄り駅からの徒歩何分かを書く
  • 予約の受け方を1つに絞って書く(ネット予約・電話・DM)
  • 個室・宴会・貸切がある店は、何名から受けられるかを書く
  • ハイライトは「メニュー」「店内(カウンター/個室)」「アクセス・予約」の3枠から始める

居酒屋ならでは: 実測した19件のうち18件が自己紹介欄を書いており、改行・空白を除いて中央値122文字・最大137文字でした。営業時間を時刻まで書いていたのは12件、定休日は5件、ラストオーダーまで書いていたのは4件です。個室があると書いていたのは3件、飲み放題は2件、収容人数は1件でした。カフェ11件では個室・宴会・貸切・飲み放題を書いていた店が0件だったので、ここは居酒屋だけの枠です。

ステップ 3

最初の10投稿を準備する

投稿のテーマは下の「最初の10投稿」を順番に使います。店内が暗い場合は照明を調整するか、明るい時間帯(開店前)に撮影しておきます。

  • 撮影のトーン(提灯・暖色を活かす)を最初に1パターン決めて全投稿で守る
  • 「〈地名〉+居酒屋」「〈地名〉+飲み」のハッシュタグを最初の投稿から固定で入れる
  • 自分の店の飲み方のハッシュタグ(昼飲み・一人飲み・立ち飲み等)を1つ決める
  • 価格を書く投稿は、実際に受けている価格を税込か税別かまで書く
  • 常連客が写る投稿は事前に本人の許可を得る

居酒屋ならでは: 消費者庁の「メニュー・料理等の食品表示に係る景品表示法上の考え方について」は、景品表示法の対象になる表示として「情報処理の用に供する機器による広告その他の表示(インターネット、パソコン通信等によるものを含む。)」を挙げています。Instagramの投稿もここに入ります。飲み放題やコースの価格、鮮魚の仕入れの書き方はここに関わるので、下の「お酒と料理の見せ方で、気をつけること」を先に読んでください。

ステップ 4

運用リズムを固定する

最初の10投稿を出し終えたら、無理のないペースで継続します。1週目から4週目に何をやるかは下の週別のまとめを見てください。

  • 投稿する曜日・時間帯をあらかじめ決めておく(来店を検討する層がスマホを見る夕方〜夜が基本)
  • 本日の鮮魚・仕入れ情報の投稿フォーマットを1つ固定する
  • 歓送迎会・忘年会・新年会は、その1〜2か月前から宴会の案内を出す
  • 1週間続けたらインサイトでプロフィール表示数を確認する
  • 営業時間・定休日が変わったらプロフィールの本文も直す

そのまま使えるプロフィール文5例(居酒屋・大衆酒場・バー)

〈 〉の中を自分のお店の情報に置き換えれば、そのまま貼って使えます。実測した19件のうち18件が自己紹介欄を書いており、改行・空白を除いて中央値122文字・最大137文字でした。5例とも96〜124文字で、その最大値の内側に収めています。1行目で「どこの・どう飲む店か」、次に営業時間、最後に予約の受け方という順番は、実測で情報がそろっていた店の並びに合わせています。

1. 大衆酒場・焼き鳥(1人でも入れる店)

カウンター中心で、仕事帰りに1人でも寄れる店向け。実測ではこの型が最も多い形でした。

名前欄

〈店名〉|〈市区町村〉の〈焼き鳥〉大衆酒場

自己紹介欄(124文字)

〈市区町村〉の〈焼き鳥〉の大衆酒場です。
〈16:00〉〜〈24:00〉(L.O.〈23:00〉)/〈水〉曜定休
〈最寄り駅〉から徒歩〈3〉分/〈カウンター10席〉
おひとりでも入りやすいお店です。
ご予約はお電話〈000-0000-0000〉にて承ります

リンク欄

ネット予約のページ1本(電話だけで受けるなら空欄でもよい)

1人客に来てほしい店は、「1人でも入れる」と書いてあるかどうかで入口の高さが変わります。実測でも「一人飲み、ご新規様大歓迎」と書いている店がありました。席数を書くのは、グループで来ようとした人が入れずに帰る行き違いを減らすためです。実測では、プロフィールに電話番号を書いていたのが19件中6件で、予約を電話だけで受ける店はここが唯一の入口になります。

2. 立ち飲み・バー(ちょい飲み・一人飲みの店)

短時間で1〜2杯、気軽に寄ってもらう店向け。

名前欄

〈店名〉|〈市区町村〉の立ち飲み〈ワイン〉のお店

自己紹介欄(96文字)

〈市区町村〉の〈立ち飲み〉のお店です。
〈ワイン〉と〈サワー〉、〈おつまみ〉を少しずつ。
〈19:00〉〜〈25:30〉/〈定休日なし〉
〈最寄り駅〉から徒歩〈2〉分
おひとり様・ご新規様も大歓迎です

リンク欄

Googleマップの店舗ページ1本(予約を受けないなら地図が最短)

立ち飲みは予約より「今から行ける」が決め手です。実測でも、立ち飲みの店はプロフィールのリンクをGoogleマップにしている例がありました。深夜まで開けている店は、終わりの時刻を正確に書きます。25時なのか24時なのかで、二軒目に選ばれるかどうかが変わります。

3. 個室・宴会がある店

会社の宴会、歓送迎会、貸切の相談が来る店向け。

名前欄

〈店名〉|〈市区町村〉の〈海鮮〉居酒屋/個室・宴会

自己紹介欄(113文字)

〈市区町村〉の〈海鮮〉と〈日本酒〉の居酒屋です。
〈個室4室〉あり/〈貸切〉は〈20〉名様から承ります
〈17:00〉〜〈23:00〉(L.O.〈22:00〉)/〈日〉曜定休
〈最寄り駅〉から徒歩〈3〉分
宴会のご予約は下のリンクから

リンク欄

ネット予約のページ1本(宴会コースが選べるもの)

幹事は「何名まで入るか」「個室があるか」で候補を絞ります。実測では、個室があると書いていたのが19件中3件、収容人数まで書いていたのが1件でした。「完全個室含む最大120名様収容可能」と書いている店もあり、ここを書いている店は少ない分だけ差になります。何名から受けられるかは、実際に受けられる人数を書いてください。

4. 昼から開けている店(昼飲み)

昼から通しで営業していて、昼飲みの客が来る店向け。

名前欄

〈店名〉|〈市区町村〉の〈昼飲み〉できる居酒屋

自己紹介欄(114文字)

〈市区町村〉の〈昼から開いている〉居酒屋です。
〈11:00〉から通しで営業しています(L.O.〈22:00〉)
〈昼飲み〉のセットは〈◯◯◯円〉から。
〈最寄り駅〉から徒歩〈1〉分/〈水〉曜は〈17:00〉まで
ご予約は下のリンクから

リンク欄

ネット予約のページ1本

昼飲みは、やっている店が少ないぶん探されます。集計でも #昼飲み を19件中4件が使っており、居酒屋だけに出てきた枠でした。曜日によって通し営業でない日がある店は、その差を書きます。実測でも「水 11:00〜17:00」のように曜日ごとの違いを書いている店がありました。価格を書く場合は、実際にその価格で出しているセットだけを書いてください。

5. 開業前・オープン準備中

まだ開店していないが、先にアカウントを作っておきたい人向け。

名前欄

〈店名〉|〈市区町村〉に〈2026年10月〉オープン

自己紹介欄(116文字)

〈市区町村〉に〈10月〉オープン予定の〈日本酒〉の酒場です。
〈おばんざい〉と〈日本酒〉のお店になります。
場所は〈最寄り駅〉から徒歩〈5〉分。
仕込みと店づくりの様子を開店まで投稿しています。
オープン日と予約の受付はここでお知らせします

リンク欄

まだ無ければ空欄のままでよい(予約が始まってから入れる)

開店前は営業時間も予約の受付も確定していないことがあります。書けない情報を無理に埋めるより、「いつ・どこに・何ができるか」の3つに絞ります。実測でも、開店日をプロフィールに書いている店がありました。開店日と予約開始をここで知らせると書いておくと、追いかけている人がフォローを外しません。

  • 〈 〉で囲んだ部分だけが差し替え箇所です。それ以外はそのまま使えます。
  • 表示している文字数は改行・空白を除いた実測値で、〈 〉を自分の言葉に置き換えると前後します。実測した18件の中央値は122文字、最大は137文字でした。
  • 営業時間はラストオーダーまで書きます。深夜まで開けている店は、終わりの時刻を正確に書いてください。二軒目に選ばれるかどうかが変わります。
  • 価格を書く場合は、実際に受けている価格をそのまま書きます。税込か税別かも書いてください。理由は下の「お酒と料理の見せ方で、気をつけること」を参照してください。
  • 個室・宴会・貸切は、実際に受けられる人数を書いてください。カフェ11件ではこの4語を書いていた店が0件で、居酒屋だけの枠です。

自分の店の業態と客層に合わせたプロフィール文と投稿企画は、ヒアリングに答えると無料で作れます。

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ハッシュタグ設計

居酒屋・バーが実際に付けているハッシュタグ

実際に運用されている居酒屋・大衆酒場・焼き鳥・立ち飲み・ワインバーのInstagramアカウント19件の投稿462件を集計しました。ハッシュタグなしの投稿が62件あり、ハッシュタグを付けている投稿だけで見ると平均9.1個・中央値5個・最大31個です。同じ方法で集計したカフェの平均は4.7個だったので、居酒屋のほうが多めに付ける傾向がありました。いちばんはっきり出たのは「どう飲むか」を言葉にした枠で、これはカフェにはほとんど出てきませんでした。地域名のハッシュタグは他店の地名なので、そのまま使わず自分の地名に置き換えてください。

付け方の手順

  1. 「〈市区町村名〉+居酒屋」か「〈最寄り駅名〉+居酒屋」のどちらか1つを毎回付ける土台にする
  2. 自分の店の飲み方を1つ決めて、その言葉を毎回付ける(昼飲み・一人飲み・立ち飲み・ハッピーアワーなど)
  3. 自分の店名のハッシュタグを1つ決める。正式名称と略称のどちらか拾われやすい方を毎回付ける
  4. その投稿で出している料理・お酒の名前を1個
  5. 「〈地名〉+飲み」の形や宴会の枠のハッシュタグは、上記のいずれかと入れ替えて使う(実測では19件中13件が「地名+飲み」の形を使っていた。宴会を受ける店は時期の1〜2か月前から)
  6. 合計5個以内に収める。Instagramは2025年12月18日から1投稿の上限が5個になりました。ハッシュタグを付けている投稿だけで見た集計上の中央値も5個でした
  7. 自分の店でやっていないこと(飲み放題・個室など)のハッシュタグは付けない

地域名+飲み方(居酒屋だけに出てきた形)

19件中13件が「〈地名〉+飲み」の形を使っていました。カフェは「〈地名〉+カフェ」で業態を言いますが、居酒屋は「飲む」という動作そのものを地名につなげています。

#京橋飲み #自由が丘飲み #東京飲み #府中飲み #高円寺飲み #野毛飲み #金曜飲み #すすきの一人飲み #札幌一人飲み #仙台一人飲み #仙台ソロ飲み #川越昼飲み

作り方は「〈市区町村名〉+飲み」「〈最寄り駅名〉+飲み」です。1人客に来てほしい店は「〈地名〉+一人飲み」、昼から開けている店は「〈地名〉+昼飲み」に置き換えます。#金曜飲み のように、曜日と組み合わせている例もありました。

どう飲む店かを表すハッシュタグ(時間帯・人数・飲み方)

自分の店がどういう飲み方の店かを言葉にした枠。#飲み放題 を5件、#昼飲み を4件、#一人飲み の類を3件、#ハッピーアワー の類を3件、#立ち飲み を2件が使っていました。

#飲み放題 #飲み放題コース #昼飲み放題 #時間無制限飲み放題 #昼飲み #昼飲み歓迎 #昼飲み女子会 #一人飲み #1人飲み #ちょい飲み #立ち飲み #沖縄立ち飲み #すすきの立ち飲み #札幌立ち飲み #ハッピーアワー #武蔵小杉ハッピーアワー

自分の店で実際にやっていることだけを選びます。飲み放題をやっていないのに #飲み放題 を付けるようなことはしないでください。価格を入れた飲み放題のハッシュタグを使っている店もありましたが、価格をハッシュタグに入れると条件が変わったときに直しにくいので、価格は本文に書くことをおすすめします。

地域名+業態(毎回付ける土台の枠)

19件中13件が「〈地名〉+居酒屋」、7件が「〈地名〉+酒場」の形を使っていました。16件が「〈地名〉+グルメ」も併用しています。

#京橋居酒屋 #松山市居酒屋 #熊谷居酒屋 #東京居酒屋 #自由が丘居酒屋 #武蔵小杉居酒屋 #北新地居酒屋 #府中居酒屋 #梅田居酒屋 #大阪居酒屋 #延岡居酒屋 #三ノ宮居酒屋 #高円寺居酒屋 #仙台居酒屋 #川崎居酒屋 #川越居酒屋 #高円寺大衆酒場 #仙台大衆酒場 #大阪グルメ #東京グルメ #京橋グルメ #堺筋本町グルメ #三ノ宮グルメ #熊谷グルメ #自由が丘グルメ

狭い地名(駅名・町名)と広い地名(市名・県名)の両方を同時に付けている店が多くありました。#カウンター居酒屋 #カジュアル居酒屋 #駅チカ居酒屋 のように、地名の代わりに店の特徴をつなげている例もあります。

業態と、置いているお酒のハッシュタグ

#居酒屋 を8件、#焼き鳥 を6件、#日本酒 を6件、#大衆酒場 を5件が使っていました。19件の中で最も多くのアカウントに共通していた枠です。

#居酒屋 #大衆酒場 #居酒屋グルメ #焼き鳥 #焼き鳥屋 #炭火焼き鳥 #串焼き #バー #日本酒 #ワイン #スパークリングワイン #焼酎 #ハイボール #ホッピー #クラフトビール #大阪日本酒 #北新地日本酒 #梅田日本酒 #すすきのワイン #札幌ワイン #那覇ワインバー

置いているお酒の種類は、そのまま探される言葉になります。日本酒に力を入れている店は #日本酒 と「〈地名〉+日本酒」の両方を、ワインの店は #ワイン と「〈地名〉+ワイン」の両方を作っている例がありました。自分の店に置いていないお酒のハッシュタグは付けないでください。

宴会・幹事に向けた枠

何人かで来てもらう店の枠。#宴会 の類を4件、#女子会 の類を3件、#デート の類を2件が使っていました。時期が決まっているものは、その1〜2か月前から使い始めます。

#宴会 #宴会プラン #会社宴会 #グループ宴会 #家族で宴会 #川越宴会 #秋の宴会 #冬の宴会 #夏限定宴会 #忘年会 #新年会 #女子会 #女子会コース #川越女子会 #居酒屋デート #東京デート #府中デート #居酒屋個室

個室がないのに #居酒屋個室 を付けるようなことはしないでください。宴会の投稿には、何名から受けられるか、いつまでに予約が必要かを本文に書いておくと、幹事がそのまま判断できます。

看板の料理と、季節のものの枠

その投稿で出している料理そのものの名前を付けた枠。投稿ごとに入れ替えます。

#刺身 #海鮮 #北新地海鮮 #梅田海鮮 #大阪海鮮 #うなぎ #土用の丑の日 #牡蠣 #あん肝 #テイクアウト #期間限定 #数量限定

季節のものは #うなぎ と #土用の丑の日 のように、食材と季節の行事を組み合わせている例がありました。#期間限定 #数量限定 は、実際に期間や数を限っているときだけ使ってください。

店名のハッシュタグ(自分の店の名前で1つ作る枠)

19件中17件が、自分の店名のハッシュタグを作って使っていました。他店のハッシュタグを付けるためのリストではなく、「自分の名前でも1つ作る」と読む枠です。

#居酒屋大将 #うぬぼれ酒場 #焼き鳥桂 #大衆酒場十一屋 #十一屋 #11屋 #大衆酒場ビートル #大衆酒場beetle #カッコ #まつちか立ち飲み焼き鳥魁SAKIGAKE #居酒屋ビッグ #焼鳥居酒屋ビッグ #居酒屋ビッグ川越店 #立ち飲みワインのお店 #魚もつ武蔵小杉 #あさり家わっしょい

実測では、正式名称のハッシュタグと略称のハッシュタグの両方を作っている店がありました(例:「大衆酒場十一屋」と「十一屋」と「11屋」)。#大衆酒場ビートル と #大衆酒場beetle のように、日本語表記とアルファベット表記の両方をハッシュタグにしている例もあります。来た人がどちらで書くか分からないので、両方を自分の投稿に付けておきます。複数店舗がある場合は #居酒屋ビッグ川越店 のように店舗名まで入れたハッシュタグを別に作っている例がありました。

予約の受け方を伝える枠

予約の入口をハッシュタグにしている例です。数は多くありませんが、プロフィールを開かなくても伝わります。

#DM予約 #ネット予約 #web予約 #WEB予約限定 #予約制

自分が実際に受けている経路だけを付けます。DMで受けないと決めた店は、このハッシュタグは使わずプロフィール本文に「DMでは予約を承れません」と書いてください。

集計元: 実際に運用されている居酒屋・大衆酒場・焼き鳥・立ち飲み・ワインバーのInstagramアカウント19件の投稿462件(2026-08-06 取得)。ハッシュタグなしの投稿が62件あり、ハッシュタグを付けている投稿だけで見ると平均9.1個・中央値5個・最大31個です。上に載せたハッシュタグはすべてこの集計に実際に出てきたもので、当サイトが作った例ではありません。地域名と店名のハッシュタグだけは、自分の地名・店名に置き換えて使う前提で載せています。カフェ・食事中心の飲食店との比較は、同じ方法で集計したカフェ11件275件・飲食店22件527件の結果と並べたものです。母集団の偏りとして、19件は「大衆酒場」「焼き鳥」「居酒屋 個室 宴会 海鮮 日本酒」という語で探して見つけたアカウントを含むため、大衆酒場・焼き鳥・海鮮居酒屋に寄っています。またチェーンの大手居酒屋は今回1件も取得できなかったため、19件はすべて個人店・小規模店です。この集計には2025年12月18日のInstagramの上限変更(1投稿5個まで)より前の投稿が含まれます。現在は5個までです。

自分の店に合うハッシュタグの組み合わせと、投稿する中身まで一緒に決めたい方へ。ヒアリングに答えると無料で設計レポートを作れます。

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うちは「どう飲む店」かを決める

居酒屋のInstagramで最初に決めるのがここです。同じ方法でカフェ・食事中心の飲食店・居酒屋を集計すると、居酒屋だけにはっきり出た枠がありました。「どう飲むか」を言葉にしたハッシュタグです。

  1. 1人で来る店なら、その言葉を毎回付ける

    実測では #一人飲み #1人飲み #すすきの一人飲み #札幌一人飲み #仙台一人飲み #仙台ソロ飲み #ちょい飲み といったハッシュタグが出てきました。1人で飲むことを言葉にしたハッシュタグを使っていたのは19件中4件で、そのうち「一人飲み」を含むハッシュタグを使っていたのは3件です。1人で入れる店かどうかは、外から見て分かりません。プロフィールにも「おひとりでも入りやすい」と書き、ハッシュタグでも毎回言うことで、初めての人が入口の前で引き返さなくなります。

  2. 昼から開けているなら、それが武器になる

    #昼飲み を使っていたのは19件中4件でした。#川越昼飲み #昼飲み歓迎 #昼飲み女子会 #昼飲み放題 のように、地名や用途と組み合わせている例もあります。昼から飲める店は数が少ないぶん、探している人に確実に届きます。プロフィールにも「〈11:00〉から通しで営業」と書いてください。

  3. 立ち飲みは、業態そのものが探される言葉

    #立ち飲み #沖縄立ち飲み #すすきの立ち飲み #札幌立ち飲み が出てきました。立ち飲みは「短時間で1〜2杯」という飲み方を先に決めている人が探します。実測では、立ち飲みの店がプロフィールのリンクをGoogleマップにしている例があり、予約より「今から行ける」を優先している形でした。

  4. 宴会の店は、幹事の言葉で書く

    #宴会 の類を使っていたのは19件中4件で、#会社宴会 #グループ宴会 #宴会プラン #秋の宴会 #冬の宴会 #夏限定宴会 のように季節や規模と組み合わせていました。幹事が見るのは「何名まで入るか」「個室があるか」「いくらか」です。実測で個室があるとプロフィールに書いていたのは3件、収容人数まで書いていたのは1件でした。

  5. 1つに絞らなくてよいが、優先順位はつける

    昼も夜もやっていて、1人客も宴会も受ける店は珍しくありません。ただし全部を同じ強さで言うと、どれも伝わりません。毎回付けるハッシュタグは「〈地名〉+居酒屋」と、自分の店でいちばん来てほしい飲み方の1つ。残りは、その投稿で扱っている内容に合わせて入れ替えます。

ハッシュタグの形居酒屋19件飲食店22件カフェ11件
〈地名〉+飲み(飲む動作を地名につなげる)13件2件0件
〈地名〉+居酒屋・〈地名〉+酒場13件・7件2件・1件0件・0件
〈地名〉+カフェ0件3件7件
〈地名〉+グルメ16件13件6件
用途・シーンの言葉を含むハッシュタグを使った9件10件2件
自分の店名のハッシュタグを作っている17件18件9件

Instagram Graph API の Business Discovery で取得した投稿本文を機械集計(2026-08-06 取得)。件数はアカウント数。

どの飲み方で勝負するか決まったら、その相手に向けた投稿企画を無料で作れます。

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予約と宴会を、どこで受けるか

居酒屋は席を押さえてもらうところまでが入口です。実測でも、プロフィールのリンク先がはっきり分かれていました。

  1. 入口は1つに絞る

    電話も、ネット予約も、DMも受けます、と全部書くと、見た人はどれを使えばいいか分かりません。プロフィールのリンクに置くのは1つだけにして、そこに集めます。実測でネット予約に直接つないでいたのは7件で、使われていたのは食べログのネット予約、ホットペッパーの予約、自社サイトの予約ページでした。

  2. 電話だけで受けるなら、番号を本文に書く

    実測では、プロフィールに電話番号を書いていたのが19件中6件でした。「ご予約はお電話にて承ります!」と方針まで書いている店もあります。リンクを予約サイトに使っていない店は、ここが唯一の入口になります。番号だけでなく、受けられる時間帯も書いておくと、忙しい時間に鳴り続けるのを避けられます。

  3. DMで受けるなら、名前欄にも書いてよい

    実測では、DMで予約を受けると書いていたのが19件中2件でした。うち1件は表示名に「DM予約」と入れ、#DM予約 というハッシュタグまで作っています。DMで受けるなら、返信できる時間帯もあわせて書いてください。受けないと決めたなら、プロフィールに「DMでは予約を承れません」と書いておくほうが、受け損ないが減ります。

  4. 宴会は、予約の締切まで書く

    宴会は席だけでなく仕込みが伴います。何名から受けられるか、何日前までに連絡が必要かを、宴会の投稿とプロフィールの両方に書いてください。実測では「貸切ok」「完全個室含む最大120名様収容可能」のように、受けられる規模をプロフィールに書いている店がありました。

  5. 立ち飲み・バーは、地図でもよい

    予約を受けない業態なら、リンクは地図でも構いません。実測では19件中2件がGoogleマップにつないでいました。「今から行ける店」を探している人にとっては、予約画面より経路のほうが役に立ちます。自分の店がどちらのタイプかで決めてください。

プロフィールのリンク先居酒屋19件カフェ11件
ネット予約に直接つないでいる7件1件
予約もできるグルメサイトの店舗ページ2件0件
自社サイト・店舗サイトなど4件6件
地図アプリ(Googleマップ・Appleマップ)2件0件
他のSNS・リンク集2件0件
リンクなし2件3件

Instagram Graph API の Business Discovery で取得したプロフィール情報を分類(2026-08-06 取得)。

予約の入口が決まったら、そこへ人を運ぶ投稿の設計を無料で作れます。

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お酒を出す店が、SNSで気をつけること

お酒を出す店には、食事だけの店にはない決まりがあります。以下は2026年8月6日に、e-Gov 法令検索の条文、国税庁の告示本文、消費者庁の公開資料を実際に開いて読めた範囲だけを書いています。確認できなかったものは書いていません。

  1. 店に直接かかるのは、年齢の確認のほう

    「二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律」は、お酒を出す営業者に対して、20歳未満と知りながら販売・提供してはならないこと(第1条第3項)と、年齢の確認その他の必要な措置を講じること(第1条第4項)を定めています。SNSの書き方の話ではなく、店での運用の話ですが、SNS経由で来た人にも同じように必要になります。

    第3条第1項は、第1条第3項に違反した者を50万円以下の罰金としています。第4条は、従業者が違反したときに法人にも同じ刑を科す両罰規定です。

  2. 国税庁の表示基準は、飲食店のSNSについて書いていない

    「20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています」という表示を求めているのは、平成元年11月22日国税庁告示第9号「二十歳未満の者の飲酒防止に関する表示基準を定める件」です。この告示の前文は、適用先を酒類の容器・包装と「酒類の販売場」と書いています。第4項は「酒類小売販売場」の陳列場所、第7項は酒類の通信販売の広告等を対象にしています。飲食店が店内で出すお酒や、そのSNS投稿については、この告示には書かれていません。

    つまり、この告示を根拠に「飲食店のInstagramには必ずこの一文を入れなければならない」とは言えません。それでも注意書きを添えている店はありますし、添えることが悪いわけでもありません。ここでは、根拠として使える範囲を正確に書いています。

  3. 20歳未満に向けた見せ方はしない

    法律が禁じているのは、20歳未満と知りながら出すことです。SNSの側でできるのは、20歳未満の人が「自分も行っていい店だ」と受け取る見せ方をしないことです。学生向けの割引や、未成年に見える人がお酒を持っている写真は避けてください。これは条文の要求ではなく、第1条第4項が求める「必要ナル措置」を店の側でどう作るかという運用の話です。

  4. 飲み放題の価格は、実際の条件をそのまま書く

    景品表示法第5条第2号は、価格その他の取引条件について実際のものより著しく有利だと誤認される表示を禁止しています。実測では、価格を入れた飲み放題のハッシュタグを使っている店がありました。ハッシュタグに価格を入れると、条件が変わったときに過去の投稿が全部残ります。価格・時間・対象になる飲み物の範囲は本文に書き、変わったら本文を直せる形にしておくほうが安全です。

    「時間無制限」「最大半額」のように条件を強く言う場合は、その条件が実際に適用される範囲(曜日・時間帯・人数など)まで同じ投稿に書いてください。

  5. 「今朝仕入れた」「朝〆」は、事実のときだけ書く

    消費者庁の「メニュー・料理等の食品表示に係る景品表示法上の考え方について」のQ-18は、単に「鮮魚」と書いただけなら直ちに問題にはならないとしたうえで、「『港で採れたて』、『今朝市場で買い付けた』などと使用している魚の新鮮さについて強調した表示をすると」その事実がない場合には問題となる、と書いています。海鮮を出す居酒屋は、毎日の投稿でこの種の言葉を使いがちです。定型文をコピーして貼る運用なら、事実と外れない言い方にしておいてください。

  6. 誰かに投稿してもらうときは、広告だと分かるようにする

    景品表示法第5条第3号にもとづく告示「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」(令和5年3月28日内閣府告示第19号)が、令和5年10月1日から施行されています。運用基準は、事業者の表示になる例として「事業者が第三者に対して当該第三者のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)上や口コミサイト上等に自らの商品又は役務に係る表示をさせる場合」を挙げています。来店と引き換えに投稿を依頼する場合はここに当たります。

    この告示の規制対象は表示を行った事業者(=依頼した店)です。依頼するなら、投稿の中で広告であることが分かる形にしてもらってください。

何が決まっているかどこに書いてあるか中身
20歳未満の人にお酒を出さないこと二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律 第1条第3項「営業者ニシテ其ノ業態上酒類ヲ販売又ハ供与スル者ハ二十歳未満ノ者ノ飲用ニ供スルコトヲ知リテ酒類ヲ販売又ハ供与スルコトヲ得ス」
年齢を確認する措置を講じること同法 第1条第4項「営業者ニシテ其ノ業態上酒類ヲ販売又ハ供与スル者ハ二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ防止ニ資スル為年齢ノ確認其ノ他ノ必要ナル措置ヲ講ズルモノトス」
違反したときの罰則同法 第3条第1項・第4条第1条第3項に違反した者は50万円以下の罰金。第4条は、従業者が違反したときに法人にも同じ刑を科す(両罰規定)
「20歳未満の飲酒は法律で禁止」の表示二十歳未満の者の飲酒防止に関する表示基準を定める件(平成元年11月22日国税庁告示第9号)告示の前文が、適用先を「酒類の製造場…から移出する酒類、保税地域から引き取る酒類…若しくは酒類の販売場から搬出する酒類の容器若しくは包装又は酒類の販売場」と書いています
実際より安く・得に見せる表示の禁止景品表示法 第5条第2号価格その他の取引条件について、実際のものより取引の相手方に著しく有利であると誤認される表示を禁止(有利誤認)
Instagramも景品表示法の対象かメニュー・料理等の食品表示に係る景品表示法上の考え方について(平成26年3月28日・消費者庁)対象となる表示として「情報処理の用に供する機器による広告その他の表示(インターネット、パソコン通信等によるものを含む。)」を挙げ、「対象範囲はあらゆるものに及ぶ」と書いています

e-Gov 法令検索、国税庁、消費者庁の公開資料で確認(2026-08-06 取得)。

  • ここに書いた条番号・引用は、2026年8月6日に e-Gov 法令検索、国税庁、消費者庁の原文を実際に開いて読めたものだけです。読めなかったものは書いていません。
  • e-Gov 法令検索の条文は公開されている API 経由で取得したため、取得した条文がどの施行日時点の版かまでは確認できていません。実際に文面を作る前に、最新の条文を確認してください。
  • 深夜にお酒を出す営業の届出(風営法関係)については、今回は原文を確認できなかったため書いていません。深夜営業を予定している場合は、所轄の警察署にご確認ください。
  • このページは、原文に書かれていることをそのまま引いているだけで、個別の表現の可否をこちらで断言することはしていません。判断に迷う表現は、消費者庁表示対策課や所轄の窓口にご確認ください。

出典: e-Gov法令検索(二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律)二十歳未満の者の飲酒防止に関する表示基準を定める件(国税庁告示第9号)20歳未満の者の飲酒防止/適正飲酒の推進(国税庁)メニュー・料理等の食品表示に係る景品表示法上の考え方について(消費者庁・PDF)e-Gov法令検索(不当景品類及び不当表示防止法)

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アカウント名(表示名)とユーザーネームの付け方

Instagramには「ユーザーネーム(@から始まるID)」と「表示名(プロフィール上部の太字)」の2つがあります。検索で当たるのは主に表示名です。実測した居酒屋の表示名には、飲食店の中でもはっきりした型がありました。

  1. 店名のうしろに、地名・業態・料理を並べている

    実測した19件には「魚もつ 武蔵小杉 居酒屋 個室 宴会 日本酒」「tabeNOko 大阪 北新地 梅田 和食/居酒屋/宴会/日本酒/海鮮/肉/ラーメン」「酒肆 魚や【シュシ トトヤ】 池袋/日本酒/和食/刺身/居酒屋/海鮮」のように、店名のうしろに探されそうな言葉を並べている例が複数ありました。カフェの表示名は「自家焙煎珈琲 喫茶路地」のように業態か地名が1つ入る程度で、ここまで並べていません。

    全部入れる必要はありません。優先順位は「地名」「業態」「自分の店の飲み方または看板の料理」の3つです。読みにくくなるほど詰め込むと、逆に何の店か分からなくなります。

  2. 業態の言葉を必ず入れる

    「大衆酒場 十一屋」「炭火焼き大衆酒場 cacco(カッコ)/自由が丘」「立ち飲みワインのお店haku」のように、居酒屋・大衆酒場・立ち飲み・バルといった業態が入っています。店名を知っている人は少なく、多くの人は「〈地名〉+居酒屋」で探すからです。

  3. 複数店舗があるなら、店舗名まで入れる

    実測では、複数店舗を展開している店が店舗名まで含めたハッシュタグ(#居酒屋ビッグ川越店)を作っていました。表示名も同じで、どの店舗のアカウントかが分かる形にしておくと、来店した人が正しいアカウントに辿り着けます。

  4. ユーザーネームは短く、店名がわかる形にする

    ユーザーネームは表示名ほど検索に効きませんが、名刺や伝票に印刷したり、人に口で伝えたりする場面で使います。実測でも、店名をそのままローマ字にしたものと、店名+地名を組み合わせたものが多くありました。長すぎず、店名が推測できる形にします。

  5. 読みにくい店名には読み仮名を添える

    実測では「炭火焼き大衆酒場 cacco(カッコ)」「酒肆 魚や【シュシ トトヤ】」のように、読み方をかっこ書きで添えている例がありました。読めない名前は口コミで人に伝えられず、検索窓にも打ってもらえません。

店名と表示名が決まったら、その名前で何を出していくかを無料で設計できます。

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開設1週目から4週目にやること

4ステップを終えたあと、最初の1か月で手が止まらないように週ごとに分けました。開業前から始める場合は、1週目を開店の1〜2週間前に置いてください。

  1. 1.

    1週目: 予約の入口とプロフィール、店が分かる3投稿

    プロアカウントに切り替え、予約をどこで受けるかを決めてリンク(または電話番号)を置きます。プロフィールは上の実例をもとに、営業時間(ラストオーダーまで)・定休日・最寄り駅からの徒歩分数・予約の受け方を埋めます。投稿は外観・看板メニュー・カウンターの3本。「〈地名〉+居酒屋」のハッシュタグはこの時点から毎回付けます。

  2. 2.

    2週目: 自分の店の飲み方を打ち出す

    1人で来られる店なら「おひとりでも入れます」の投稿、昼から開けているなら昼飲みの投稿、立ち飲みならその業態の投稿を1本出します。ここで決めた飲み方のハッシュタグを、以降は毎回付ける形に固定します。ハイライトは「メニュー」「店内(カウンター/個室)」「アクセス・予約」の3枠を作ります。

  3. 3.

    3週目: 飲み物と、宴会の受け方

    日本酒・焼酎・ワインなど、置いているお酒が伝わる投稿を1本。個室や宴会を受けている店は、何名から受けられるか、何日前までに予約が必要かを書いた投稿を1本出します。宴会は仕込みが伴うので、締切を書いておくと問い合わせが減ります。

  4. 4.

    4週目: リールを1本と、数字の確認

    仕込みや串を焼く手元を15〜30秒で見せるリールを1本出します。実測した19アカウントの投稿462件の内訳は、写真1枚が55%・リールが24%・カルーセルが21%で、写真1枚の比率が高い業種でした。あわせてインサイトでプロフィール表示数を確認し、リンク(または電話)がどれだけ使われたかを見ます。

  • 歓送迎会・忘年会・新年会は時期が決まっています。その1〜2か月前に宴会の投稿を用意しておくと、幹事が探し始める時期に間に合います。
  • 営業時間や定休日が変わったら、プロフィールの本文とハイライトの両方を直してください。ストーリーズは24時間で消えるので、そこだけに書くと伝わりません。

次に決めたい居酒屋・バーのSNS設計

メニュー投稿だけで終わらせず、予約・来店までの流れを整える

プロフィール文と地域・飲み方のハッシュタグ、予約の入口までそろったら、次は「どの投稿で誰に来てもらうか」です。ヒアリングに答えると、店の業態と客層に合わせた現状整理・運用戦略・アカウント見本・企画3本を無料プレビューで確認できます。

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居酒屋・バーのSNS戦略を見る

Instagramから予約・来店までの導線と、90日間の運用計画を整理します。

飲食店の始め方を見る

食事が主役の店は、探される言葉が「飲み」ではなく「ランチ・ディナー」に変わります。

カフェの始め方を見る

同じ飲食でも、カフェは飲み方のハッシュタグも個室・宴会の記載もありませんでした。

SNS運用の基本を確認する

投稿前に押さえたいプロフィール、写真、反応の見方をまとめています。

最初の10投稿で何を出すか

フォロワー0の状態から見た人に「どんな店か・誰がやっているか」が伝わる10本。1日で揃える必要はなく、1〜2週間かけて順番に投稿すれば十分です。

  1. 1.

    外観・看板・提灯の写真

    見つけやすさが伝わる外観の写真。以降の投稿の暖色トーンの起点にもなります。「〈地名〉+居酒屋」のハッシュタグを付ける最初の投稿になります。

  2. 2.

    看板メニュー(名物料理)

    暖色トーンで統一した名物料理の写真。1本目の外観と同じ色味で撮影します。価格を書く場合は、実際の価格を税込か税別かまで書きます。

  3. 3.

    カウンター席の雰囲気

    一人でも入りやすい雰囲気が伝わるカウンター席の写真。1人客に来てほしい店は、この投稿に飲み方のハッシュタグ(一人飲み・ちょい飲み等)を付けます。

  4. 4.

    個室の写真(あれば)

    宴会需要向けに個室の広さ・収容人数が伝わる写真。実測でプロフィールに個室があると書いていたのは19件中3件だけで、書いている店が少ない分だけ差になります。

  5. 5.

    店主・大将の紹介

    顔を出すのが難しい場合は手元や料理中心でも成立します。可能なら一部だけでも紹介すると常連化しやすくなります。

  6. 6.

    本日の鮮魚・仕入れ情報フォーマットを1回試す

    定番ネタになりやすい投稿。1回作っておくと以降の運用で使い回せます。ただし「今朝仕入れた」「朝〆」のように鮮度を強調する言い方は、その日の事実と合っているときだけ使ってください。

  7. 7.

    飲み物メニュー(日本酒・焼酎・ハイボール等)

    品揃えが伝わる投稿。お酒目当ての来店動機を作ります。実測でも #日本酒 #ワイン #焼酎 #ハイボール #ホッピー が使われていました。置いているものだけをハッシュタグにします。

  8. 8.

    宴会コース・盛り合わせの写真

    歓送迎会・忘年会等の宴会需要に向けた投稿。何名から受けられるか、何日前までに予約が必要かを本文に書きます。

  9. 9.

    アクセス・最寄り駅からの道順・営業時間

    地図画像や最寄り駅からの道順、営業時間(ラストオーダーまで)・定休日をまとめた投稿。ハイライトにも残します。

  10. 10.

    初めてのリール

    仕込みや串を焼く手元を15〜30秒で撮るだけで成立します。暖色トーンを意識した映像にします。

最初の10投稿のネタが決まったら、居酒屋専用の設計レポートを無料で作れます。

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最初の10投稿を出したあとの運用リズム

フィード週3本、ストーリーズ毎日、リール週1〜2本が目安

毎日投稿する必要はありません。継続できるペース(週3本など)を先に決めることを優先してください。投稿時間は来店を検討する層がスマホを見る夕方〜夜に合わせるのが基本です。実測した19アカウントの投稿462件の内訳は、写真1枚55%・リール24%・カルーセル21%でした。歓送迎会・忘年会・新年会はその1〜2か月前から宴会の案内を増やします。鮮度や価格を強調する定型文を使っている場合は、その日の事実と合っているかをそのつど見直してください。

月間のフォロワー・予約数の目安や90日の実行プランは 居酒屋・バー SNS 戦略 で詳しく解説しています。

参考にしたい居酒屋の実在アカウント

実際に運用されているアカウントを見ながら、投稿の雰囲気やプロフィールの書き方を確認できます。

@uomotsu

魚もつ 武蔵小杉 居酒屋 個室 宴会 日本酒

表示名に地名・業態・個室・宴会・日本酒を並べた例。プロフィールにも個室の数、貸切可、日本酒の種類数、駅からの徒歩分数まで書いており、幹事が判断できる情報がプロフィールで完結しています。

@izakayataishonobeoka

居酒屋大将

宴会型の例。プロフィールに「完全個室含む最大120名様収容可能」と収容人数まで書いています。実測19件のうち、収容人数を書いていたのはこの1件だけでした。

@haku.sapporo

立ち飲みワインのお店haku

立ち飲み・一人飲みの例。プロフィールに「一人飲み、ご新規様大歓迎」と書き、リンクはGoogleマップにつないでいます。予約より「今から行ける」を優先した設計として参考になります。

@sakigake0301

まつちか立ち飲み焼き鳥 魁〜さきがけ〜 /松山市/愛媛県

昼から開けている店の例。表示名に地名を2段階(市名・県名)で入れ、プロフィールに昼11時からの営業と曜日ごとの営業時間の違いを書いています。

@asariya_wassyoi

あさり家わっしょい 【DM予約 日進 居酒屋 海鮮 日本酒 】

DMで予約を受けている店の例。表示名に「DM予約」と入れ、投稿にも #DM予約 のハッシュタグを付けています。予約の受け方を名前欄で伝えている数少ない例です。

開設直後にやりがちな失敗

1.

「どう飲む店」かを決めずに始めてしまう

問題: 地域名のハッシュタグだけだと、近くの居酒屋を漠然と探している人にしか届きません。1人で飲みたい人、昼から飲みたい人、宴会の場所を探している幹事は、それぞれ別の言葉で探しています。

対策: 自分の店がいちばん来てほしい飲み方を1つ決めて、その言葉をプロフィールとハッシュタグの両方で毎回言う。実測では19件中13件が「〈地名〉+飲み」の形を使っていました。

2.

店内が暗くて写真が全体的に暗くなる

問題: 夜営業の店は照明が暗く、そのまま撮ると写真も暗くなりがちです。

対策: 照明を調整するか、明るい時間帯(開店前)に撮影しておく。

3.

予約の受け方を書いていない

問題: 電話・ネット予約・DMのどれで受けるかが書いていないと、インスタから流れてきた人が離脱します。実測では、ネット予約に直接つないでいたのは19件中7件、電話番号を書いていたのは6件でした。

対策: 入口を1つに決めて、プロフィールのリンクか本文に置く。DMで受けるかどうかも書く。受けないなら受けないと書く。

4.

営業時間の終わりを書いていない

問題: 深夜まで開けているかどうかは、二軒目に選ばれるかどうかを分けます。実測では営業時間を時刻まで書いていたのが19件中12件、ラストオーダーまで書いていたのは4件でした。

対策: 閉店時刻とラストオーダーを分けて書く。深夜まで開けている店は、終わりの時刻を正確に書く。

5.

飲み放題の価格や条件をハッシュタグに入れてしまう

問題: ハッシュタグに価格を入れると、条件が変わっても過去の投稿に残り続けます。景品表示法第5条第2号は、実際のものより著しく有利だと誤認される表示を禁止しています。

対策: 価格・時間・対象になる飲み物の範囲は本文に書く。変わったら本文を直せる形にしておく。

6.

毎回同じ定型文で「今朝仕入れた」「朝〆」と書いてしまう

問題: 消費者庁の考え方は、鮮度を強調した表示をしていながら実際にはそうでない場合には景品表示法上問題となる、と書いています。定型文をコピーして貼る運用だと、事実と外れた日にも同じ文が出てしまいます。

対策: 強調する言葉は、その日の事実と合っているときだけ使う。毎回貼る定型文は、事実と外れない言い方にしておく。

7.

20歳未満の人に向けて見える見せ方をしてしまう

問題: 二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律は、お酒を出す営業者に対し、20歳未満と知りながら提供しないこと、年齢の確認その他の必要な措置を講じることを定めています。SNSで学生向けの割引を打つような見せ方は、この方針と食い違います。

対策: 20歳未満に向けた割引や、未成年に見える人がお酒を持つ写真を使わない。店側の年齢確認の運用も、開店前に決めておく。

よくあるご質問

ハッシュタグは何個くらい付ければいいですか?

実測した居酒屋19アカウントの投稿462件のうち、62投稿はハッシュタグなしでした。ハッシュタグを付けている投稿だけで見ると平均9.1個・中央値5個・最大31個です。同じ方法で集計したカフェは平均4.7個だったので、居酒屋のほうが多めです。まずは「〈地名〉+居酒屋」2〜3個+店名1個+飲み方1個+料理名1個の形で5〜10個から始めるのが実際に多い付け方です。

カフェの始め方と、居酒屋で何が違いますか?

同じ方法で集計すると、いちばん差が出たのは「どう飲むか」を言葉にしたハッシュタグでした。「〈地名〉+飲み」の形を使っていたのは居酒屋19件中13件、カフェは11件中0件です。#昼飲み #一人飲み #ハッピーアワー #飲み放題 のような時間帯・人数・飲み方のハッシュタグも居酒屋だけに出てきました。個室・宴会・貸切・飲み放題をプロフィールに書いていた店も、カフェは11件中0件でした。写真のトーンをそろえることや店名のハッシュタグを作ることは共通です。

地域のハッシュタグはどう作ればいいですか?

「〈市区町村名〉+居酒屋」「〈最寄り駅名〉+居酒屋」を土台にして、そこに「〈地名〉+飲み」を1つ足します。実測では19件中13件がそれぞれの形を使っていました。16件は「〈地名〉+グルメ」も併用しています。狭い地名と広い地名の両方を同時に付けている店が多く、作る前にその言葉で実際に投稿があるか検索して確かめてください。

プロフィールのリンクは何を入れるのがいいですか?

予約の入口1本です。実測した19件では、ネット予約に直接つないでいたのが7件、グルメサイトの店舗ページが2件、自社サイトなどが4件、地図アプリが2件、他のSNS・リンク集が2件、リンクなしが2件でした。予約を受けない立ち飲みやバーは、Googleマップにつなぐのも実際に使われている形です。

InstagramのDMで予約を受けてもいいですか?

受けても構いませんが、受けるか受けないかを決めてプロフィールに書いてください。実測では、DMで受けると書いていたのが19件中2件で、うち1件は表示名にも「DM予約」と入れ、#DM予約 というハッシュタグまで作っていました。受けるなら、返信できる時間帯もあわせて書いてください。

「20歳未満の飲酒は法律で禁止されています」と毎回書く必要はありますか?

その一文を求めているのは平成元年11月22日国税庁告示第9号「二十歳未満の者の飲酒防止に関する表示基準を定める件」ですが、この告示の前文は適用先を酒類の容器・包装と「酒類の販売場」と書いており、飲食店が店内で出すお酒やそのSNS投稿については書かれていません。したがって、この告示を根拠に「必ず書かなければならない」とは言えません。一方で、二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律第1条第4項は、お酒を出す営業者に年齢の確認その他の必要な措置を求めています。書くかどうかより、20歳未満に向けた見せ方をしないことと、店での年齢確認の運用を決めておくことのほうが実質的です。

飲み放題の価格を投稿に書いてもいいですか?

実際に受けている条件をそのまま書けば問題ありません。景品表示法第5条第2号は、実際のものより著しく有利だと誤認される表示を禁止しています。価格だけでなく、時間、対象になる飲み物の範囲、適用される曜日や人数まで同じ投稿に書いてください。ハッシュタグに価格を入れると条件が変わったときに直せないので、価格は本文に書くことをおすすめします。

鮮魚の仕入れ投稿で気をつけることは?

消費者庁の「メニュー・料理等の食品表示に係る景品表示法上の考え方について」のQ-18は、単に「鮮魚」と書いただけなら直ちに問題にはならないとしたうえで、「『港で採れたて』、『今朝市場で買い付けた』などと使用している魚の新鮮さについて強調した表示」をして実際が違う場合には問題となる、と書いています。毎日同じ定型文を貼る運用なら、事実と外れない言い方にしておいてください。

深夜営業だと投稿時間はいつがいいですか?

来店を検討する層がスマホを見る時間(夕方〜夜)に合わせるのが基本です。あわせて、プロフィールに閉店時刻を正確に書いてください。実測では、深夜まで営業していることをハッシュタグにしている店もありました。

予約サイトと両方運用する必要はありますか?

両方あると理想的です。インスタは「雰囲気を知って行きたくなる」役割、予約サイトは「日時を確定する」役割と分担してください。実測でも、プロフィールのリンクを予約サイトにつないでいる店が多くありました。

大将の顔を出したくない場合はどうすればいいですか?

手元や料理中心の投稿でも成立します。ただし人柄が伝わると常連化しやすい傾向があるため、可能なら一部だけでも紹介を検討してください。

スタッフ募集にも使えますか?

使えますが、実測ではほとんど使われていませんでした。19件のうち、プロフィール文に採用・求人・募集の語があったのは0件、採用系のハッシュタグを1回でも使ったのは1件(#正社員募集)だけです。同じ方法で調べた食事中心の飲食店22件でも、プロフィールに採用の語があったのは0件、ハッシュタグを使っていたのは4件でした。求人を出すなら、その投稿にだけ職種と地名のハッシュタグを足す形になります。お客さん向けの投稿には付けないでください。

常連客の写真は使えますか?

常連客が特定できる形で無断掲載しないでください。必ず許可を得た上で使用します。

忙しくて毎日投稿できません

無理に毎日投稿する必要はありません。週3本など続けられるペースを先に決めることを優先してください。実測した19アカウントの投稿462件も、写真1枚の投稿が55%で、手のかからない形が中心でした。

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