SNSはじめるくん

カフェのインスタグラムの始め方

カフェ・喫茶店のInstagramを、開設からプロフィール、店名(表示名)の付け方、ハッシュタグまで順番にまとめました。そのままコピペして使えるプロフィール文5例と、実際に運用されているカフェ11件の投稿275件から集計したハッシュタグを載せています。開業前からでも始められます。

個人カフェ・喫茶店向け

プロフィール実例と地域ハッシュタグの作り方【2026年版】

カフェは写真の世界観がそのまま来店動機になる業種ですが、実際のアカウントを集計すると、それ以上にはっきりした共通点が出てきます。個人店はほぼ全店が「地域名+カフェ」の形のハッシュタグを毎回付けていました。#岐阜カフェ #奈良カフェ #東陽町カフェ のように、自分の地名と業態を組み合わせたハッシュタグです。一方で、スターバックスやブルーボトルコーヒーのような大手は地域名のハッシュタグをほとんど使っていません。店舗が多く、場所で探してもらう必要がないからです。つまり、これから始める個人店にとっては、写真の統一感と同じくらい「地域の言葉を毎回付けること」が効きます。

最終更新: 2026-08-06

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カフェが開設前に知っておくこと

開設タイミング
開業の1〜2週間前から可能
最初に決めること
表示名に入れる地名か業態
写真の撮り方の統一
自然光+俯瞰か斜め45度で固定
毎回付けるハッシュタグ
地域名+カフェ/モーニング等

開設〜運用開始までの4ステップ

アカウント開設からプロフィール設計、最初の投稿、運用リズムまでの順序。上から順に進めれば迷いません。

ステップ 1

アカウントを開設する

内装が完成していなくても開設できます。開店前から準備風景を投稿しておくと、開店時にゼロからのスタートにならずに済みます。ユーザーネームと表示名の付け方は下の章にまとめました。

  • 設定 →「アカウントの種類とツール」→「プロアカウントに切り替える」を選ぶ
  • カテゴリは「カフェ」を選ぶ
  • ユーザーネームは店名+地域名にする
  • 表示名には地名か業態のどちらかを必ず入れる

カフェならでは: 店名が読みにくい漢字や造語の場合は、表示名に読み仮名を入れます。実測でも、店名の後ろにかっこ書きで読みを添えているカフェがありました。読めない名前は口コミで広がりにくく、検索でも打ってもらえません。

ステップ 2

プロフィールを設計する

自己紹介の1行目で業態(自家焙煎・古民家・ベーカリー併設等)がわかるようにします。下に5パターンの完成文を置いてあるので、自分の店に近いものを選んで〈 〉の中だけ書き換えれば埋まります。

  • 下の「そのまま使えるプロフィール文5例」から自分の店に近いものを選ぶ
  • 営業時間とラストオーダー、定休日を書く
  • 住所と電話番号を書く(予約や問い合わせの入口になる)
  • 駐車場の有無を書く(車で来る地域なら必須)
  • プロフィールリンクはGoogleマップか予約システムのどちらか1本に絞る
  • ハイライトは「メニュー」「店内」「アクセス」の3枠から始める

カフェならでは: 実測した11アカウントのうち、営業時間か定休日を書いていたのは6件、電話番号は5件でした。書いていなかったのは主にスターバックスとブルーボトルコーヒーで、店舗が多いためプロフィールに個別の営業時間を書く意味がありません。1店舗でやっている個人店は逆で、ここに書いていないと来店前に調べられません。

ステップ 3

最初の10投稿を準備する

投稿のテーマは下の「最初の10投稿」を順番に使います。最初は看板商品1〜2品に絞る方が世界観が伝わりやすく、全メニューはハイライトにまとめます。

  • 撮影の色温度・アングル(俯瞰または斜め45度)を最初に1パターン決めて全投稿で守る
  • 自然光が入る時間帯に撮影する
  • ハッシュタグは地域名の枠を先に作り、毎回付ける形にする
  • 常連客が写る投稿は事前に本人の許可を得る

ステップ 4

運用リズムを固定する

最初の10投稿を出し終えたら、無理のないペースで継続します。開業前から開店後4週目までの進め方は下の週別の表にまとめています。

  • 投稿する曜日・時間帯をあらかじめ決めておく
  • 新メニューが出るタイミングで投稿フォーマットを1つ固定する
  • 1週間続けたらインサイトでプロフィール表示数を確認する
  • 臨時休業・営業時間の変更はストーリーズとプロフィールの両方で直す

そのまま使えるプロフィール文5例(カフェ・喫茶店)

〈 〉の中を自分のお店の情報に置き換えれば、そのまま貼って使えます。実際に運用されているカフェのプロフィールを見ると、個人店は営業時間・定休日・住所・電話番号を並べて書いているところが多く、来店前に調べられる情報がプロフィールで完結する形になっていました。その順番に合わせてあります。

1. 個人でやっている小さなカフェ

1〜2人で回している、席数の少ないカフェ・喫茶店向け。

名前欄

〈店名〉|〈市区町村〉の〈自家焙煎〉カフェ

自己紹介欄(96文字)

〈市区町村〉の〈自家焙煎珈琲〉のカフェです。
〈9:00〉〜〈17:00〉(L.O.〈16:30〉)/〈火〉曜定休
〈住所〉
駐車場〈2台あり〉
ご予約・お問い合わせは〈000-0000-0000〉へ

リンク欄

Googleマップの店舗ページ1本

1行目で「どこの・何のカフェか」を言い切ります。営業時間はラストオーダーまで書きます。閉店30分前に着いて入れなかった人は、次から来ません。駐車場の有無は、車で移動する地域では来るか来ないかを分ける情報なので省きません。

2. モーニングをやっている店

朝から開けていて、モーニングが看板になっている店向け。

名前欄

〈店名〉|〈市区町村〉のカフェ/モーニング

自己紹介欄(133文字)

〈市区町村〉の〈古民家〉カフェです。
モーニング〈open〜11:00〉/ランチ〈11:00〜14:00〉
平日〈9:00〜16:00〉土日祝〈8:00〜16:00〉/〈不定休〉
〈住所〉/TEL〈000-0000-0000〉
ナビは〈目印になる建物〉を目標にお越しください

リンク欄

Googleマップの店舗ページ1本

モーニングは時間帯そのものが商品なので、何時までかを最初に書きます。平日と土日祝で開店時間が違う店は、その差を隠さず両方書きます。ナビの目印を書くのは、住所だけでは辿り着けない立地の店で実際に使われていた書き方です。

3. 開業前・オープン準備中

まだ開店していないが、先にアカウントを作っておきたい人向け。

名前欄

〈店名〉|〈市区町村〉に〈2026年10月〉オープン

自己紹介欄(113文字)

〈市区町村〉に〈10月〉オープン予定の〈カフェ〉です。
〈自家焙煎の珈琲〉と〈焼き菓子〉のお店になります。
場所は〈最寄り駅〉から徒歩〈5〉分。
内装工事から開店までを毎日投稿しています。
オープン日が決まり次第ここでお知らせします。

リンク欄

まだ無ければ空欄のままでよい(決まってから入れる)

開店前は営業時間も住所も確定していないことがあります。書けない情報を無理に埋めるより、「いつ・どこに・何ができるか」の3つに絞ります。オープン日を追いかけている人がフォローする理由になるので、進捗を出し続けることが開店日の集客そのものになります。

4. 焼き菓子・パンの物販もある店

店内飲食に加えて、テイクアウトや通販もやっている店向け。

名前欄

〈店名〉|〈市区町村〉のカフェ&〈焼き菓子〉

自己紹介欄(106文字)

〈市区町村〉のカフェです。〈焼き菓子〉のテイクアウトもできます。
〈10:00〉〜〈19:00〉/〈月〉曜定休
〈住所〉/〈000-0000-0000〉
店内のご利用は〈1ドリンク〉制です
通販はプロフィールのリンクから

リンク欄

通販ページ(無ければGoogleマップの店舗ページ)1本

物販がある店は、来店の理由が2つあります。飲みに来る人と買いに来る人で知りたいことが違うので、1行目で両方あることを伝えます。店内の利用ルール(1ドリンク制・滞在時間など)を先に書いておくと、来てから揉めません。実測でも、利用条件をプロフィールに明記している店がありました。

5. こだわりの業態(菜食・古民家・夜も営業など)

普通のカフェとは違う軸で選ばれている店向け。探して来る客が多い型。

名前欄

〈店名〉(〈読み仮名〉)|〈市区町村〉の〈菜食〉カフェ

自己紹介欄(128文字)

〈無農薬玄米〉と〈無添加〉のごはん、〈やさしい甘さ〉のスイーツ。
〈11:00〉〜〈22:00〉(L.O.〈21:30〉)/〈月〉曜定休
〈住所〉/駐車場〈なし/近くにコインP有〉
ご予約は〈LINE〉か〈000-0000-0000〉へ
DMでのご予約は承れません

リンク欄

予約システムかLINE公式アカウント1本

こだわりの業態は、そのこだわり自体が探される言葉になります。1行目を店名の説明ではなく「何を出す店か」から始めているのはそのためです。予約の受け方を書き、受けない経路(DM等)も書いておくと、見落としによるトラブルが減ります。読みにくい店名は表示名に読み仮名を添えます。

  • 〈 〉で囲んだ部分だけが差し替え箇所です。それ以外はそのまま使えます。
  • 自己紹介欄は入力できる文字数に上限があるため、5例とも余白を残した長さにしています。表示している文字数は改行・空白を除いた実測値で、〈 〉を自分の言葉に置き換えると前後します。
  • 営業時間はラストオーダーまで書きます。実測でも、閉店時刻とL.O.を分けて書いている店が複数ありました。
  • 臨時休業や時間変更が出たら、ストーリーズだけで済ませずプロフィールの本文も直します。プロフィールは来店直前に見られる場所です。

自分の店の業態と客層に合わせたプロフィール文と投稿企画は、ヒアリングに答えると無料で作れます。

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ハッシュタグ設計

カフェが実際に付けているハッシュタグ

実際に運用されているカフェ・喫茶・ベーカリー・カフェ巡りのInstagramアカウント11件の投稿275件を集計しました。1投稿あたりの平均は4.7個、最大29個、出てきたハッシュタグの種類は328個です。いちばんはっきり出たのは「地域名+業態」の形で、個人店はこれを毎回付けていました。

付け方の手順

  1. 地域名のハッシュタグを1〜2個作る。「〈市区町村名〉+カフェ」「〈最寄り駅名〉+カフェ」「〈都道府県名〉+カフェ」の中から、狭い地名と広い地名を1つずつ選ぶ
  2. 自分の店名のハッシュタグを1つ決める。日本語表記とアルファベット表記のどちらか拾われやすい方を選び、毎回付ける
  3. 店の特徴を表す言葉を1個(古民家・テラス席・ヴィーガンなど、当てはまるものだけ)
  4. その投稿で出している商品名を1個
  5. 合計5個以内に収める。Instagramは2025年12月18日から1投稿の上限が5個になりました。集計上の平均も4.7個でした
  6. 地域名のハッシュタグは、自分の地名で実際に投稿があるか先に検索して確かめる。誰も使っていない言葉を作っても探されません

地域名+業態(いちばん多かった形)

自分の地名と業態を組み合わせた枠。集計上いちばん数が多く、個人店はほぼ全店が毎回付けていました。以下は実際に出てきた例で、そのまま使うのではなく自分の地名に置き換えて作ります。

#岐阜カフェ #各務原カフェ #岐阜喫茶店 #岐阜モーニング #各務原モーニング #奈良カフェ #学園前カフェ #奈良ランチ #東陽町カフェ #東陽町ランチ #東陽町ディナー #江東区グルメ #名古屋カフェ #栄カフェ #愛知カフェ #新橋カフェ #学芸大学カフェ #青山カフェ #表参道カフェ #東京カフェ #都内カフェ #福岡カフェ

作り方は「〈市区町村名〉+カフェ」「〈最寄り駅名〉+カフェ」「〈都道府県名〉+カフェ」の3つです。実測では、狭い地名(駅名・町名)と広い地名(市名・県名)の両方を同時に付けている店が多くありました。朝が強い店は「〈地名〉+モーニング」、昼が強い店は「〈地名〉+ランチ」に置き換えます。

店の特徴を表すハッシュタグ

普通のカフェと違う点を言葉にした枠。探して来る人が使う言葉です。

#古民家カフェ #庭のあるカフェ #テラス席 #ヴィーガンカフェ #ヴィーガンランチ #グルテンフリー #夜カフェ #アメリカンダイナー #おにぎりモーニング

自分の店にしか当てはまらない特徴を1〜2個選びます。「カフェ」だけだと数が多すぎて埋もれますが、こうした条件付きの言葉は探している人が少ない代わりに、来店する確率が高い相手に届きます。

看板メニューのハッシュタグ

その投稿で出している商品そのものの名前を付けた枠。

#ミルクレープ #パンケーキ #桜スイーツ #桃スイーツ #カフェスイーツ #スペシャルティコーヒー

商品名のハッシュタグは、投稿ごとに入れ替える枠です。季節の商品は「〈桜〉スイーツ」「〈桃〉スイーツ」のように、季節の言葉と組み合わせている例がありました。

店名のハッシュタグ(自分の店の名前で1つ作る枠)

集計に出てきた店名のハッシュタグです。他店のハッシュタグを付けるためのリストではなく、「自分の店の名前でも1つ作る」と読む枠です。

#古民家カフェ一志 #日寧 #カフェ日寧 #喫茶路地からのお知らせ #ブーランジェリーハル #boulangerieharu #パティスリーハル #patisserieharu #ダイニングカフェハル #DiningCafeHARU #goodcoffee

#ブーランジェリーハル と #boulangerieharu、#パティスリーハル と #patisserieharu のように、日本語表記とアルファベット表記の両方をハッシュタグにしている例が複数あります。来店した人がどちらで書くか分からないので、両方を自分の投稿に付けておきます。#喫茶路地からのお知らせ のように、お知らせ用の連載ハッシュタグを別に作っている店もありました。

系列店・近隣で共有するハッシュタグ

同じエリアの店が共通で使っていた枠。集計では #東陽町グルメ を4アカウントが使っていました。

#東陽町グルメ #東西線グルメ

系列店が複数ある場合、共通のハッシュタグを決めておくと、1店を見た人が他店にも辿り着きます。系列でなくても、同じ商店街や沿線で使われているハッシュタグがあれば、それに乗るという使い方ができます。自分の地域で同じ形のハッシュタグが使われているか、投稿を検索して確かめてから決めます。

集計元: 実際に運用されているカフェ・喫茶・ベーカリー・カフェ巡りのInstagramアカウント11件の投稿275件(2026-08-06 取得)。1投稿あたり平均4.7個・最大29個・ユニーク328個。上に載せたハッシュタグはすべてこの集計に実際に出てきたもので、当サイトが作った例ではありません。地域名のハッシュタグは他店の地名なので、そのまま使わず自分の地名に置き換えてください。この集計には2025年12月18日のInstagramの上限変更(1投稿5個まで)より前の投稿が含まれます。現在は5個までです。

自分の店に合うハッシュタグの組み合わせと、投稿する中身まで一緒に決めたい方へ。ヒアリングに答えると無料で設計レポートを作れます。

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アカウント名(表示名)とユーザーネームの付け方

Instagramには「ユーザーネーム(@から始まるID)」と「表示名(プロフィール上部の太字)」の2つがあります。検索で当たるのは主に表示名です。実際のカフェアカウントを見ると、付け方に共通の型がありました。

  1. 個人店は、表示名に地名か業態を入れている

    実測したアカウントの表示名は「自家焙煎珈琲 喫茶路地」「古民家カフェ一志」「日寧(ひな)|奈良 学園前の菜食カフェ」のように、店名だけで終わっていませんでした。業態(自家焙煎・古民家・菜食)か、エリア(奈良・学園前)のどちらかが必ず入っています。店名だけを知っている人は少なく、多くの人は「地名+カフェ」で探すためです。

  2. 大手はブランド名だけでよい

    「スターバックス公式」「ブルーボトルコーヒー」のように、大手はブランド名だけです。すでに名前が知られていて、店舗が多いため地名を入れる意味がありません。これから始める個人店が真似すると、誰にも見つからない名前になります。自分がどちらの立場かで判断してください。

  3. 読みにくい店名には読み仮名を添える

    漢字の造語や外国語の店名は、そのままだと読めません。実測でも、店名の後ろにかっこ書きで読みを添えているカフェがありました。読めない名前は口コミで人に伝えられず、検索窓にも打ってもらえません。

  4. ユーザーネームは短く、店名がわかる形にする

    ユーザーネームは表示名ほど検索に効きませんが、名刺やレシートに印刷したり、人に口で伝えたりする場面で使います。長すぎず、店名が推測できる形にします。実測でも、店名をそのままローマ字にしたものと、店名+業態を組み合わせたものが多くありました。

  5. 系列店がある場合は形をそろえる

    実測では、同じ経営で3店舗を運営しているところが「Boulangerie HARU」「pâtisserie&Boulangerie HARU」「Dining Cafe HARU」と、業態+共通の店名という同じ形で揃えていました。プロフィールでお互いのアカウントを相互に紹介しており、1店を見つけた人が他の2店にも回れるようになっています。

店名と表示名が決まったら、その名前で何を出していくかを無料で設計できます。

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スマホで料理・ドリンクを撮るときに決める3つ

写真の統一感は、機材ではなく「毎回同じにする」ことで作られます。開設時に3つだけ決めて、以降は変えないでください。途中で変えるとグリッド一覧がバラバラに見えます。

  1. 1.

    撮る時間帯(=光)を決める

    自然光が入る席と時間帯を1つ決めて、商品写真は原則そこで撮ります。店内の照明は色が混ざるので、同じ料理でも時間帯が違うと別の色に写ります。開店前の朝か、日が回る昼過ぎか、自分の店でいちばん光が安定する時間を先に見つけておきます。

  2. 2.

    角度を1つに固定する

    真上からの俯瞰か、斜め45度か、どちらかに決めます。俯瞰は平たいもの(パンケーキ、プレート、ラテアート)が得意で、斜め45度は高さのあるもの(パフェ、ドリンク、ケーキの断面)が得意です。両方使いたくなりますが、混ぜるとグリッドで揃わないので、看板商品に合うほうを選びます。

  3. 3.

    背景に置くものを決める

    テーブルの木目か、白いクロスか、トレイの上か。背景が投稿ごとに変わると、同じ店に見えません。1つに決めて、余計なもの(伝票、スマホ、他の客の手元)が入らないように整えてから撮ります。

  • この3つは、機材を買わずに今日から固定できるものだけを挙げています。加工アプリの設定やフィルターも1つに決めておくと揃いますが、まずは光・角度・背景の3つからで十分です。

Googleビジネスプロフィールとどちらを先にやるか

カフェの集客では、Instagramと地図アプリの両方が入口になります。役割が違うので、どちらかだけにする必要はありません。順番の考え方を整理します。

  1. 役割が違う

    地図アプリは「今から行ける店を探している人」が使います。営業時間、場所、駐車場、クチコミが決め手です。Instagramは「行きたい店を見つける段階の人」が使います。写真の雰囲気と看板メニューが決め手です。前者は来店直前、後者は来店より前の段階です。

  2. 開店が近いなら、地図アプリの情報を先に埋める

    開店日が決まっていて、その日から人に来てほしいなら、営業時間・住所・電話番号・写真という基本情報を先に埋めます。ここが空欄だと、開店当日に検索した人が場所も時間も分からずに諦めます。作業量としても少なく、1日で終わります。

  3. 開店まで時間があるなら、Instagramを先に育てる

    開店まで1か月以上あるなら、Instagramで準備の様子を出していくほうが効きます。開店前から見てくれている人は、開店日に来る理由を持っています。地図アプリは開店が近づいてから埋めても間に合います。

  4. 両方やる場合のつなぎ方

    Instagramのプロフィールリンクを地図アプリの店舗ページにしておくと、写真で気に入った人がそのまま経路と営業時間にたどり着けます。実測でも、個人店はプロフィールに住所と営業時間を直接書いており、来店前に必要な情報がプロフィールで完結する形になっていました。

開業前1週目から開店後4週目にやること

開店の1〜2週間前から始める場合の進め方です。すでに営業している店は、1週目をプロフィールの整備に読み替えてください。

  1. 1.

    開店前1〜2週目: アカウントと準備風景

    プロアカウントに切り替え、表示名に地名か業態を入れます。プロフィールは上の「3. 開業前・オープン準備中」の型で埋めます。投稿は外観、内装工事の様子、看板メニューの試作の3本。地域名のハッシュタグはこの時点から毎回付けます。

  2. 2.

    開店週: 営業情報をすべて確定させる

    営業時間・ラストオーダー・定休日・住所・電話番号・駐車場をプロフィールに書き切ります。ハイライトは「メニュー」「店内」「アクセス」の3枠を作ります。開店の投稿は、外観と看板メニューの2本を同じ日に出します。

  3. 3.

    開店後2〜3週目: 写真の型を固定して10投稿まで積む

    光・角度・背景の3つを決めて、以降の商品写真をすべて同じルールで撮ります。最初の10投稿を出し切り、店主・スタッフの紹介とこだわりの投稿を入れます。ハッシュタグは地域名2〜3個+店名1個+商品名1個の形に固定します。

  4. 4.

    開店後4週目: リールを1本と、数字の確認

    ドリンクの提供までを15〜30秒で見せるリールを1本出します。あわせてインサイトでプロフィール表示数を確認し、どの投稿から見られているかを見ます。地域名のハッシュタグを変えるかどうかは、ここで一度だけ見直します。

  • 開店直後は営業時間が変わりやすい時期です。変更が出たらプロフィールの本文とハイライトの両方を直してください。ストーリーズは24時間で消えるので、そこだけに書くと伝わりません。

次に決めたいカフェのSNS設計

投稿を続ける前に、来店までの流れを整える

プロフィール文と地域のハッシュタグ、写真の型までそろったら、次は「どの投稿で誰に来てもらうか」です。ヒアリングに答えると、店の業態と客層に合わせた現状整理・運用戦略・アカウント見本・企画3本を無料プレビューで確認できます。

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InstagramからLINE・来店までの導線と、90日間の運用計画を整理します。

飲食店の設計事例を見る

看板メニュー、店内写真、地域情報をどう組み合わせるかを確認できます。

SNS運用の基本を確認する

投稿前に押さえたいプロフィール、写真、反応の見方をまとめています。

最初の10投稿で何を出すか

フォロワー0の状態から見た人に「どんな店か・誰がやっているか」が伝わる10本。1日で揃える必要はなく、1〜2週間かけて順番に投稿すれば十分です。

  1. 1.

    外観の写真

    初めて見た人が「ここか」とわかる外観・看板の写真。入りやすさが伝わる構図を選びます。地域名のハッシュタグを付ける最初の投稿になります。

  2. 2.

    看板ドリンクのクローズアップ

    商品を寄りで撮る写真。特別な機材は不要で、スマホの接写でも再現できます。テロップは商品名と価格だけで十分です。

  3. 3.

    看板フード・スイーツの写真

    1本目のドリンクとセットで見せたい看板メニュー。同じ撮影ルール(光・角度・背景)で統一します。

  4. 4.

    店内席・窓際の光の入り方

    俯瞰か斜め45度、どちらかに角度を固定して撮影。席種別に光の入り方が違う場合はベストな時間帯を選びます。

  5. 5.

    店主・スタッフの紹介

    誰がやっている店かが伝わる紹介投稿。個人経営のカフェほど人柄が来店動機になります。

  6. 6.

    こだわりの紹介(豆・食材)

    自家焙煎や産地など、こだわりのポイントを1つに絞って紹介する投稿。ここで使った言葉が、そのまま店の特徴を表すハッシュタグになります。

  7. 7.

    制作風景(あれば)

    ラテアートやドリンク作りの様子。動きのある投稿はリールにも転用しやすいです。

  8. 8.

    新メニュー告知フォーマットを1回試す

    季節限定メニュー等の告知投稿を1回作っておくと、次回以降のフォーマットとして使い回せます。

  9. 9.

    アクセス・営業時間・駐車場情報

    地図画像や最寄り駅からの道順、営業時間・駐車場の有無をまとめた投稿。ハイライトにも残します。

  10. 10.

    初めてのリール

    ドリンク提供までの様子を15秒程度で撮るだけで成立します。看板メニューの接写と同じ考え方で、寄りの映像を意識します。

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最初の10投稿を出したあとの運用リズム

フィード週3〜5本、ストーリーズ毎日、リール週2本が目安

毎日投稿する必要はありません。継続できる頻度(週3本など)を先に決めて、無理のないペースで始める方が長続きします。リールはカフェ業種で伸びやすい傾向があるため、慣れてきたら早めに頻度を増やすのがおすすめです。地域名のハッシュタグは頻度に関係なく毎回付けます。

月間のフォロワー・予約数の目安や90日の実行プランは カフェ SNS 戦略 で詳しく解説しています。

参考にしたいカフェの実在アカウント

実際に運用されているアカウントを見ながら、投稿の雰囲気やプロフィールの書き方を確認できます。

@kitusaroji

自家焙煎珈琲 喫茶路地

表示名に業態(自家焙煎珈琲)を入れている個人店の例。お知らせ専用の連載ハッシュタグを1つ作り、営業時間と利用条件をプロフィールに書き切っています。

@cafeissi2024

古民家カフェ一志

表示名に業態(古民家カフェ)を入れた例。市区町村名と都道府県名のハッシュタグを両方付け、モーニングの時間帯を地域名と組み合わせてハッシュタグにしています。

@mens_cafe_japan

Sai|名古屋カフェ巡り

カフェを巡る側のアカウント。客がどんな言葉で店を探しているかが分かります。地域名+カフェの形のハッシュタグを、駅名・市名・県名の3段階で使い分けています。

@starbucks_j

スターバックス コーヒー ジャパン

表示名がそのまま検索に引っかかる設計。商品を寄りで撮る15秒のリールを繰り返し使っており、特別な機材なしでも再現できる型として参考になります。地域名のハッシュタグは使っていません。

@bluebottlejapan

ブルーボトルコーヒー ジャパン

コーヒー専門店としての世界観づくりの参考アカウント。ブランド名を日本語表記とアルファベット表記の両方でハッシュタグにしています。

開設直後にやりがちな失敗

1.

表示名を店名だけにしてしまう

問題: 店名を知っている人しか辿り着けません。多くの人は「地名+カフェ」で探すため、名前に地名も業態も入っていないと検索に出てきません。

対策: 表示名に地名か業態のどちらかを入れる。実測した個人店は全店がどちらかを入れていました。

2.

写真の色温度・角度がバラバラになる

問題: 投稿ごとに撮り方が違うと、グリッド一覧を見たときに雑誌のような統一感が失われます。

対策: 光・角度・背景の3つを最初に決めて、以降は変えない。

3.

地域名のハッシュタグを付けていない

問題: 近くにいる人に見つけてもらえません。集計では、個人店はほぼ全店が地域名+業態のハッシュタグを毎回付けていました。

対策: 「〈市区町村名〉+カフェ」「〈最寄り駅名〉+カフェ」を作り、毎回付ける形に固定する。

4.

大きすぎるハッシュタグだけを付ける

問題: 「#カフェ」のような投稿数の多いハッシュタグだけでは数秒で埋もれます。

対策: 地域名や店の特徴を組み合わせた、条件付きのハッシュタグを混ぜて使う。

5.

開店前に投稿ゼロの状態で開店してしまう

問題: 開店直後に検索されても情報がなく、来店動機を作れません。

対策: 開店の1〜2週間前から外観・準備風景を投稿し、最初の10投稿を準備しておく。

よくあるご質問

開業前からアカウントは作れますか?

作れます。内装が完成していなくても、外観や準備風景を投稿しながらフォロワーを先に集めておけます。プロフィールは「いつ・どこに・何ができるか」の3つに絞れば、営業時間が未確定でも書けます。

ハッシュタグは何個くらい付ければいいですか?

実際のカフェ11件の投稿275件を集計したところ、1投稿あたり平均4.7個、最大29個でした。地域名2〜3個+店名1個+商品名1個で5個前後から始めるのが実際に多い付け方です。

地域のハッシュタグはどう作ればいいですか?

「〈市区町村名〉+カフェ」「〈最寄り駅名〉+カフェ」「〈都道府県名〉+カフェ」の3つの形で作ります。実測では、狭い地名と広い地名の両方を同時に付けている店が多くありました。朝が強い店は「〈地名〉+モーニング」に置き換えます。作る前に、その言葉で実際に投稿があるか検索して確かめてください。

アカウント名は店名だけでいいですか?

個人店はおすすめしません。実測したカフェの表示名は、店名だけで終わっているものがなく、業態(自家焙煎・古民家・菜食など)かエリア名のどちらかが入っていました。店名だけにしているのは、すでに名前が知られている大手だけです。

Googleマップとインスタ、どちらを先に整えるべきですか?

開店日が近いなら地図アプリの基本情報(営業時間・住所・電話番号・写真)を先に埋めます。開店まで1か月以上あるなら、Instagramで準備の様子を出していくほうが効きます。役割が違うので、最終的には両方やって、Instagramのリンクを地図アプリの店舗ページにつなぐのが現実的です。

メニューは全部載せるべきですか?

最初の10投稿では看板商品1〜2品に絞る方が世界観が伝わりやすいです。全メニューはハイライトにまとめてください。

リールは必須ですか?

カフェ業種はリールの伸びが良い傾向があるため早めの導入がおすすめです。ただし最初の10投稿は写真中心でよく、リールは慣れてから1本ずつ増やせば問題ありません。

投稿頻度が守れなさそうで不安です

毎日投稿する必要はありません。継続できる頻度(週3本など)を先に決めて、無理のないペースで始める方が長続きします。

常連客の写真を載せてもいいですか?

必ず本人の許可を得てから投稿してください。無断掲載は避けてください。

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