SNSはじめるくん

ネイルサロンのインスタグラムの始め方

ネイルサロン・ネイリストのInstagramを、開設からプロフィール、ハッシュタグ、予約の受け方、価格・保証の書き方まで順番にまとめました。そのままコピペして使えるプロフィール文5例と、実際に運用されているネイルサロン20アカウントの投稿240件から集計したハッシュタグを載せています。

ネイルサロン・ネイリスト向け

プロフィール実例と実測ハッシュタグ、価格・保証の書き方【2026年版】

ネイルは「何のデザインか」で探される業種です。実際に運用されている20アカウントの直近投稿240件を集計すると、複数のアカウントが共通して使っていたハッシュタグは43種類で、いちばん多かったのは #夏ネイル(10アカウント)、次が #マグネットネイル(8アカウント)でした。サロン名や地名より、デザインの名前と季節のほうが共通の言葉になっています。もうひとつの特徴は形式で、投稿の42%がカルーセル(複数枚)、32%が写真1枚、26%が動画でした。デザインを複数の角度から見せるカルーセルがいちばん多く使われています。つまり、これから始めるサロンは、サロン名を覚えてもらう前に「得意なデザインの名前」を毎回の投稿に置くことが入口になります。

最終更新: 2026-10-08

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ネイルサロンが開設前に知っておくこと

最初に決めること
得意なデザインの名前(ワンホン・マグネット・ニュアンスなど)
実測の内訳
20アカウント中、フォロワー1万人以上が14件・3千人未満が3件
よく使われる形式
カルーセル42%・写真1枚32%・動画26%(240投稿)
価格・保証の書き方
条件を併記する(景品表示法の有利誤認表示に注意)

開設〜運用開始までの4ステップ

アカウント開設からプロフィール設計、最初の投稿、運用リズムまでの順序。上から順に進めれば迷いません。

ステップ 1

アカウントを開設する

開設後すぐにプロアカウント(ビジネス)へ切り替えます。サロンの名前で作るか、ネイリスト個人の名前で作るかは、下の「サロンの名前で始めるか、ネイリスト個人の名前で始めるか」を読んで決めてください。

  • 設定 →「アカウントの種類とツール」→「プロアカウントに切り替える」を選ぶ
  • カテゴリは「ネイルサロン」など実際の業態に近いものを選ぶ
  • ユーザーネームはサロン名かネイリスト名にして、予約サイトの表記と揃える
  • サロン名で運用するか、ネイリスト個人名で運用するかを先に決める

ネイルサロンならでは: 実測した20アカウントのうち、店舗数を数字で書いていた屋号が7件で、それ以外は店舗数を書いていないアカウント(個人のネイリストや1店舗のサロンを含む)でした。どちらも同じ手順で始められますが、予約の受け方(下のステップ2)の書き方が変わります。

ステップ 2

プロフィールを設計する

自己紹介の1行目に「どこの・どんなデザインのサロンか」、最後に予約の方法を書きます。下に5パターンの完成文を置いてあるので、自分に近いものを選んで〈 〉の中だけ書き換えれば埋まります。

  • 下の「そのまま使えるプロフィール文5例」から自分に近いものを選ぶ
  • 1行目はエリア(最寄り駅)と得意なデザインの名前から書き始める
  • 予約の方法(DM・LINE・ネット予約・電話)を1つ決めて自己紹介に書く
  • 価格や保証を書くなら、条件も同じ場所に書く
  • プロフィールリンクは予約ページ1本に絞る
  • ハイライトは「デザイン」「料金」「ご予約方法」の3枠から始める

ネイルサロンならでは: 実測した20アカウントのうち、自己紹介に「予約」の語があったのは11件、DMでの予約の扱い(受ける・受けない)を書いていたのは4件でした。DMで受けるにしても受けないにしても、プロフィールにどちらかを書いておくと問い合わせの行き違いが減ります。

ステップ 3

最初の10投稿を準備する

投稿のテーマは下の「最初の10投稿」を順番に使います。デザインの写真は、1枚目で何のデザインかが分かるように撮ります。

  • デザイン写真は指先を正面から撮った1枚目と、角度違いの2〜4枚目をそろえてカルーセルにする
  • ハッシュタグは下の実測リストから、デザイン名と季節を中心に選ぶ
  • 施術写真に人の顔や名前が写るときは、本人の了解を取ってから使う
  • 価格・保証を載せる投稿は、条件も同じ投稿に書く

ステップ 4

運用リズムを固定する

最初の10投稿を出し終えたら、無理のないペースで継続します。実測した20アカウントの投稿間隔は、アカウントごとの中央値のさらに中央値で1.5日でした。

  • 投稿する曜日・時間帯をあらかじめ決めておく
  • 季節のデザインは前の季節の終わりから先に準備しておく
  • 1週間続けたらインサイトでプロフィール表示数と予約リンクのタップ数を確認する
  • 予約の問い合わせに返信する担当を1人決める

そのまま使えるプロフィール文5例(ネイルサロン・ネイリスト)

〈 〉の中を自分のサロンの情報に置き換えれば、そのまま貼って使えます。実測した20アカウントの自己紹介は、改行・空白を除いて中央値126文字(125.5文字)、最大143文字でした。5例とも最大値の内側に収めています。

1. 個人サロン・小規模サロン(デザインが売り)

1〜3人で運営していて、得意なデザインを前面に出したいサロン向け。

名前欄

〈サロン名〉|〈エリア〉のネイルサロン

自己紹介欄(90文字)

〈エリア〉のネイルサロン「〈サロン名〉」です。
シンプル・ニュアンス・フレンチが得意です。
営業時間:〈10:00〜19:00〉/定休日:〈毎週○曜〉
ご予約はプロフィールのリンクから。

リンク欄

ネット予約ページ1本

1行目で場所と業態、2行目で得意なデザインを言い切ります。実測でも、デザインの名前(#シンプルネイル #ニュアンスネイル #フレンチネイル など)はサロン名より共通の言葉になっていました。営業時間と定休日は、実測した20件のうち時刻まで書いていたのが2件と少なく、書いてあるだけで差になります。

2. 価格・保証を打ち出すサロン

「オフ込み」「保証」など条件で選ばれるサロン向け。

名前欄

〈サロン名〉|〈最寄り駅〉のジェルネイル

自己紹介欄(91文字)

〈最寄り駅〉徒歩〈○〉分のネイルサロン「〈サロン名〉」。
オフ込み〈○,○○○円〉〜(条件はリンク先に記載)
指名料無料/〈7日間〉の保証つき。
予約は〈DM/LINE/ネット予約〉から。

リンク欄

ネット予約ページ1本

実測では、自己紹介に価格を書いていたのが3件(オフ込み3,990円など)、保証や無料の条件を書いていたのが複数ありました。価格だけを大きく書かず、条件を同じ場所かリンク先に置きます。景品表示法の考え方は下の「価格・保証を書くときの確認」を参照してください。

3. 自宅サロン(予約制・少人数)

自宅の一室で、お客様を限定して施術しているネイリスト向け。

名前欄

〈サロン名〉|〈エリア〉の自宅ネイルサロン

自己紹介欄(80文字)

〈エリア〉の自宅サロン「〈サロン名〉」です。
1日〈○〉名限定。マンツーマンで施術します。
新規受付は〈毎月1日〉に〈DM〉で。
施術例はハイライトにまとめています。

リンク欄

予約受付の案内ページか、DM受付の案内を書いたリンク集

実測では、新規予約を停止中と書いているアカウントもありました。受付状況をプロフィールに書くと、空いていないときの問い合わせが減ります。住所は番地まで書かず、エリアにとどめる運用が安全です。

4. 多店舗展開のサロン

複数店舗を運営していて、店舗ごとのアカウントとは別に総合アカウントを持つサロン向け。

名前欄

〈サロン名〉公式|〈エリア〉ほか〈○〉店舗

自己紹介欄(69文字)

〈サロン名〉(〈エリア〉ほか〈○〉店舗)
〈ジェルネイル/フットネイル/ハンドケア〉
どの店舗も当日予約OK。
▼近くの店舗はリンクから探せます

リンク欄

店舗検索つきの予約ページ

実測した20件のうち7件は、店舗数を数字で書いていました(19店舗・17店舗・22店舗など)。店舗ごとのアカウントがある場合は @ でつなぐ書き方をしている屋号もあります。店舗が多いほど、リンク先は店舗検索つきの1本にまとめるほうが迷いません。

5. デザインを売りにするネイルアーティスト

デザインや作品性を見せて、指名やお仕事の依頼を受けたいネイリスト向け。

名前欄

〈名前〉|ネイルアーティスト

自己紹介欄(80文字)

ネイルアーティスト〈名前〉|〈エリア〉
〈ワンホン/マグネット/ニュアンス〉デザイン専門。
お仕事のご依頼はメールで〈アドレス〉。
新規予約は〈受付中/停止中〉です。

リンク欄

作品集か予約案内のページ1本

実測した20件には、アーティストとして作品や個展を前に出しているアカウントもありました。依頼の連絡先と、予約の受付状況を別の行に書くと、見た人がどちらの用件かを迷いません。

  • 〈 〉で囲んだ部分だけが差し替え箇所です。それ以外はそのまま使えます。
  • 自己紹介欄は入力できる文字数に上限があるため、5例とも余白を残した長さにしています。表示している文字数は改行・空白を除いた値で、〈 〉を自分の言葉に置き換えると前後します。
  • 価格や保証に触れる場合は、条件(対象のメニュー・期間・追加料金の有無)も同じ場所に書いてください。
  • 施術写真に写る人の了解の取り方は、下の「施術写真・口コミの使い方」を参照してください。

自分のサロンに合わせたプロフィール文と投稿企画は、ヒアリングに答えると無料で作れます。

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ハッシュタグ設計

ネイルサロンが実際に付けているハッシュタグ

実際に運用されているネイルサロン20アカウントの投稿240件を集計しました。ハッシュタグが1つ以上付いていた投稿は180件(75.0%)で、付いている投稿だけで見ると1投稿あたりの平均は6.7個、中央値は5個、最大は40個でした。出てきたハッシュタグは387種類で、2アカウント以上が共通して使っていたのは43種類です。20アカウント中18アカウントが1つ以上のハッシュタグを使っていました。

付け方の手順

  1. 自分の得意なデザインの名前を1〜2個決める
  2. 自分のサロン名のハッシュタグを1つ決める(複数店舗なら全店で揃える)
  3. 地域のハッシュタグを1つ。〈市区町村名〉か〈最寄り駅名〉を自分の地名で作る
  4. 季節に合う投稿には、季節のタグを1つ足す
  5. 合計5個前後に収める(実測した付いている投稿の中央値は5個)

デザインの名前を表すハッシュタグ

いちばん広く使われていたのは #マグネットネイル(8アカウント・22投稿)です。デザイン名は、お客様が「こういうネイルにしたい」と探す言葉に近いため、自分の得意なデザインの名前を毎回付ける枠です。

#マグネットネイル #ワンホンネイル #シンプルネイル #フラワーネイル #韓国ネイル #ニュアンスネイル #フレンチネイル #ミラーネイル #ネイルデザイン #nailart

自分が実際に施術できるデザインだけを選びます。#ワンホンネイル は4アカウント・17投稿、#韓国ネイル は3アカウント・19投稿、#ニュアンスネイル は3アカウント・19投稿でした。

季節・イベントのハッシュタグ

#夏ネイル は20アカウント中10アカウント・20投稿が使い、この業種でいちばん多くのアカウントが使ったハッシュタグでした。集計した240投稿のうち184投稿(77%)が2026年7〜8月の投稿だったため、夏のものが多く出ています。季節が変わると別の言葉に入れ替わります。

#夏ネイル #夏ネイルデザイン #海ネイル #バレンタインネイル

#バレンタインネイル は3アカウント・5投稿が使っていました。バレンタインに触れた投稿の日付は1〜2月です。集計した240投稿のうち184投稿(77%)は2026年7〜8月の投稿で、投稿間隔が長いアカウントは半年以上前の投稿も含んでいます。季節のタグは、その季節の前から準備して使います。

業態・施術の部位を表すハッシュタグ

「ネイル」「ネイルサロン」のように業態そのものを表す語と、フット(足)など施術の部位を表す語です。英字表記も一緒に使われていました。

#ネイル #ネイルサロン #nails #nailsalon #nail #フットネイル #オフィスネイル

#nails は6アカウント・21投稿、#nailsalon は3アカウント・21投稿で、日本語と英字を両方使っているアカウントがありました。#フットネイル は5アカウント・15投稿でした。

エリアを表すハッシュタグ

共通して使われていたエリアのタグは東京の2種類だけでした。他の地域のタグは2アカウント以上で共通したものがなく、エリアのタグは自分の地名で作る枠です。

#tokyonails #tokyonail

他店の地名のタグをそのまま使わず、〈市区町村名〉+ネイル、〈最寄り駅名〉+ネイルのように自分の地名で作ります。作る前に、その言葉で投稿が出てくるか検索して確かめてください。

募集・広告の表示に使われていたハッシュタグ

#ネイリスト募集 は2アカウント・14投稿、#pr は3アカウント・13投稿で使われていました。採用の告知と広告の表示は、お客様向けの投稿とは別に扱う枠です。

#ネイリスト募集 #pr

#pr を付けるのは広告であることを示す目的のときだけです。募集のタグは、お客様向けの投稿に付けず、募集の投稿にだけ付けます。

集計元: 実在するネイルサロン20アカウントの投稿240件(2026-08-14 取得・各アカウント直近12件)。うちハッシュタグが1つ以上付いていた投稿は180件(75.0%)。付いている投稿だけで見ると1投稿あたり平均6.7個・中央値5個・最大40個。出てきたハッシュタグは387種類で、2アカウント以上が共通して使っていたのは43種類。上に載せたハッシュタグはすべてこの集計に実際に出てきたもので、当サイトが作った例ではありません。20件は掲載台帳のうち投稿データを取得できた全件で、代表性を意図した抽出ではありません(フォロワー1万人以上が14件・3千人未満が3件)。

自分のサロンに合うハッシュタグの組み合わせと、投稿する中身まで一緒に決めたい方へ。ヒアリングに答えると無料で設計レポートを作れます。

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サロンの名前で始めるか、ネイリスト個人の名前で始めるか

実測した20アカウントは、複数店舗を展開する屋号と、サロン・個人のアカウントに分かれていました。どちらで始めるかで、プロフィールの書き方も予約の受け方も変わります。

  1. 店舗数を数字で書いていた屋号は7件

    実測した20アカウントのうち、自己紹介や表示名に店舗数を数字で書いていたのは7件でした(19店舗・6店舗・17店舗・5店舗・12店舗・22店舗・164店舗)。多店舗の屋号は、店舗検索つきの予約ページへ誘導する形が多く、個人サロンとはプロフィールの組み立てが違います。

  2. 個人・小規模のアカウントは、受付状況まで書いている

    実測では、新規予約を停止中と書いているアカウントや、DMで予約を受けると書いているアカウントがありました。少人数で運営するサロンは、空きがないときの問い合わせを減らすために、受付状況をプロフィールに書く形になっています。

  3. 採用の告知を同じアカウントで行っている屋号も多い

    自己紹介に募集・求人・リクルートなどの語があったのは7件でした。ネイリスト募集のハッシュタグは2アカウント・14投稿で使われています。お客様向けの発信と採用の告知を同じアカウントでする場合は、募集の投稿にだけ募集のタグを付けると、お客様向けの投稿と混ざりません。

  4. 決め方

    指名で選んでほしいなら個人名、場所やメニューで選んでほしいならサロン名で始めます。途中で変えると過去の投稿とハッシュタグの積み上げが分かれるので、最初に決めておくのがおすすめです。

どちらで始めるか決まったら、その軸に合わせた投稿企画を無料で作れます。

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価格・保証を書くときの確認(景品表示法・特定商取引法)

ネイルは「オフ込み」「保証」「定額」のように条件で選ばれることがあります。以下は、条文を実際に読んで確認できたことと、確認できなかったことです。

  1. 1.

    価格を実際より有利に見せる表示は景品表示法の対象

    景品表示法第5条は、事業者が自己の供給する商品又は役務の取引について、第1号(品質などを実際のものよりも著しく優良であると示す表示)と第2号(価格その他の取引条件について、実際のものよりも取引の相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認される表示)に当たる表示をしてはならないと定めています。「オフ込み3,990円」のような書き方そのものが問題なのではなく、書いた条件が実際の条件と違って見える場合が対象です。

    実測した20件の自己紹介には、価格を書いていたのが3件、保証や無料の条件を書いていたのが複数ありました。書くときは、対象のメニュー・期間・追加料金の有無を同じ場所に書いてください。

  2. 2.

    「オフ無料」「指名料無料」「保証」は条件を併記する

    実測では、「次回予約でオフ無料」「指名料無料」「7日間の無料保証」といった条件を自己紹介に書いているサロンがありました。条件つきの無料や保証は、対象になる人・期間・範囲が違うと誤認につながります。プロフィールには短く書き、詳しい条件は予約ページに置いて、プロフィールのリンクで確認できるようにします。

  3. 3.

    定額コースや回数券は、契約の扱いを先に確認する

    特定商取引法第41条は、政令で定める期間・金額を超える継続的な役務の提供を「特定継続的役務提供」として規制しており、施行令の別表第四にエステティックが入っています。そのエステティックの定義は「人の皮膚を清潔にし若しくは美化し、体型を整え、又は体重を減ずるための施術を行うこと」で、対象の期間は1月(を超えるもの)、金額は施行令第24条第2項で5万円(を超えるもの)です。ただし、この施行令の文言に「爪」「ネイル」の語はなく、ネイルサロンの契約が対象になるかどうかは、条文からは断定できませんでした。

    定額コースや回数券を売る場合は、契約の内容と解約の扱いを書面で明示し、対象になるかどうかは消費者庁・所轄の消費生活センターに確認してください。

  • ここに書いた条番号・引用は、2026年10月8日に e-Gov 法令検索の公開APIで取得した条文を読めたものだけです。取得した条文がどの施行日時点の版かの確認は今回できていないため、実際に文面を作る前に最新の条文を確認してください。
  • このページは、原文に書かれていることをそのまま引いているだけで、個別の表現の可否をこちらで断言することはしていません。判断に迷う表現は、消費者庁表示対策課や所轄の窓口にご確認ください。
  • 投稿が景品表示法の「表示」として扱われる場合の個別判断は、今回確認できていないため書いていません。

出典: e-Gov法令検索(不当景品類及び不当表示防止法) / e-Gov法令検索(特定商取引に関する法律) / e-Gov法令検索(特定商取引に関する法律施行令)

価格や保証の見せ方も含めて、投稿内容を一緒に整理したい方は無料でご相談いただけます。

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施術写真・口コミの使い方

ネイルは手元の写真が中心ですが、顔や名前が写る場合や、お客様の投稿を紹介する場合には、同意の扱いを先に決めておきます。

  1. 指先だけの写真でも、本人が分かる情報が写っていないか確認する

    指先だけの写真は人物が特定されにくい構図ですが、背景や身につけているもの、投稿文の名前から本人が分かる場合があります。顔や名前が分かる形で載せるときは、投稿前に本人の了解を取ってください。

  2. お客様の投稿を紹介するときは、了解を得てから

    お客様が自分のアカウントに載せたネイルの写真を、サロンの投稿で紹介するときは、投稿前に了解を取り、誰の投稿かが分かる形でクレジットを入れる運用にします。

  3. 広告であることを示すときは、表示を残す

    実測した20アカウントのうち3アカウントは #pr を使っていました。広告として依頼した投稿は、広告であることが分かる表示を残してください。

  • このセクションは運用上の考え方であり、条文の要求として確認できたものではありません。

次に決めたいネイルサロンのSNS設計

得意なデザインの見せ方と、予約・価格の書き方を整理する

プロフィール文とハッシュタグがそろったら、次は「どのデザインを軸にするか」と「予約をどこで受けるか」です。ヒアリングに答えると、サロンの強みと集めたいお客様に合わせた設計レポートを無料で作れます。

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美容室・サロンのSNS戦略を確認する

美容系サロンの月間の目標数値と90日の実行プランを見られます。ネイル専用の戦略ページはまだ無いため、近い業種を案内しています。

美容室のインスタグラムの始め方を見る

同じ美容系のサロン向けの始め方。ビフォーアフターの表示ルールなど、共通する論点を確認できます。

業種別のハッシュタグ実測調査を見る

27業種のハッシュタグ実測データを横断で比較できます。

SNS運用の基本を確認する

プロフィールと投稿を、予約につながりやすい形に整える基本をまとめています。

最初の10投稿で何を出すか

フォロワー0の状態から見た人に「どんな店か・誰がやっているか」が伝わる10本。1日で揃える必要はなく、1〜2週間かけて順番に投稿すれば十分です。

  1. 1.

    サロン(作業スペース)の外観・内装の写真

    初めて見た人が場所の雰囲気をつかめる写真。人が映らない構図なので、許可の準備を待たずにすぐ出せます。

  2. 2.

    得意なデザイン1(デザイン名を毎回入れる)

    指先を正面から撮った1枚目と、角度違いの2〜4枚目で、カルーセルにします。実測した240投稿のうちカルーセルは101投稿(42%)で、いちばん多い形式でした。

  3. 3.

    得意なデザイン2(別のデザイン名で)

    1つ目と違うデザイン名で作ります。ここで、自分のサロンの得意が1つではないことが伝わります。

  4. 4.

    ネイリスト・スタッフの紹介

    担当者の経歴や得意分野を明記した紹介投稿。実測した20件にも、資格や受賞歴を自己紹介に書いているアカウントがありました。

  5. 5.

    メニュー・料金と予約の流れ

    価格を載せるなら、含まれるもの・含まれないもの(オフの有無・追加料金など)を同じ投稿に書きます。上の「価格・保証を書くときの確認」を先に確認してから出してください。

  6. 6.

    施術の工程を見せる動画(15〜30秒)

    実測した240投稿のうち動画は62投稿(26%)でした。ジェルを塗る・パーツを置く工程は、写真より伝わりやすい題材です。

  7. 7.

    季節のデザイン(先取り)

    実測では #夏ネイル を20アカウント中10アカウントが使っていました。季節のデザインは、季節が来る数週間前から出し始めます。

  8. 8.

    施術前後のケア(ハンドケア・フットケア)

    ハンドケアやフットネイルなど、メニューの幅が伝わる投稿。#フットネイル は5アカウント・15投稿で使われていました。

  9. 9.

    お客様の声・仕上がり(了解を得た範囲で)

    掲載の了解を先に取り、個人が分かる情報は伏せます。

  10. 10.

    初めてのリール(デザイン紹介+予約案内)

    完成したデザインを回して見せる短いリールに、予約方法の案内を1カット添えます。

最初の10投稿のネタが決まったら、ネイルサロン専用の設計レポートを無料で作れます。

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最初の10投稿を出したあとの運用リズム

フィード週3〜4本が目安。季節のデザインは前倒しで増やす

実測した20アカウントの投稿間隔は、アカウントごとの中央値の中央値で1.5日でした。直近12投稿がすべてカルーセルのアカウントが4件、すべて写真1枚のアカウントが2件、すべて動画のアカウントが1件あり、形式をひとつに固定している運用もあります。毎日投稿する必要はなく、続けられるペースを先に決めてください。

月間のフォロワー・予約数の目安や90日の実行プランは 美容室・サロンのSNS戦略 で詳しく解説しています。

参考にしたいネイルサロンの実在アカウント

実際に運用されているアカウントを見ながら、投稿の雰囲気やプロフィールの書き方を確認できます。

@nicenail_official

ジェルネイル専門店NICE NAIL[ナイスネイル]

全国164店舗を展開する専門店の公式アカウント。自己紹介に「ワンカラー・フレンチがオフ込み3,990円」と価格を書き、「DMでのご予約・変更・キャンセルは承っておりません」と受けない旨を明記しています。直近12投稿はすべてカルーセルです。

@nailsalon_abbie

nailsalon abbie ネイルサロンアビー|都内に6店舗|キレイ可愛いネイル

自己紹介に「次回予約でオフ無料」「指名料無料」「7日間の無料保証」など条件を箇条書きにしている例。#パラジェル #カルジェル #オフィスネイル のように、得意な素材や用途のタグも自己紹介に書いています。

@y_veil_nail

nail salon Y♡Veil 新宿店【可愛いねいる屋さん】

全国19店舗のうち新宿店のアカウント。系列店のアカウントを自己紹介に @ で並べ、新宿西口の予約はDMへと書いています。直近12投稿すべてにハッシュタグを付けています。

@lacielo.jp

Nail Salon | La Cielo | ネイルサロン

予約はDM("DM for bookings")と英語で書き、英語対応のスタッフがいることも書いている例。#ネイリスト募集中 も自己紹介に入れています。

@venusrico

痛ネイル/秋葉原 ネイルサロン VENUSRICO.

営業時間(平日・土日祝)と電話番号、予約方法(電話・メール・DM・HP・LINE)をすべて自己紹介に書いている例。直近12投稿はすべて写真1枚です。

開設直後にやりがちな失敗

1.

サロン名だけで探されると思ってしまう

問題: 実測では、共通して使われていた言葉の中心はデザインの名前と季節でした。サロン名だけの投稿は、ネイルを探している人の検索に出にくくなります。

対策: 毎回の投稿に、得意なデザインの名前を1つ入れる。季節のデザインは先取りして出す。

2.

価格・保証の条件を書かずに「無料」「保証」だけを大きく見せてしまう

問題: 条件が実際と違って見えると、景品表示法の有利誤認表示に当たり得ます。

対策: プロフィールには短く書き、対象・期間・追加料金の条件を予約ページに置く。

3.

DMで予約を受けるか決めないまま、問い合わせを受けてしまう

問題: 実測した20件のうちDMの扱いを書いていたのは4件だけで、受ける・受けないが分からないと、問い合わせの行き違いが増えます。

対策: 受けるなら対応できる時間帯も、受けないなら予約ページの案内を、自己紹介に書く。

4.

定額コース・回数券の契約内容を明示しないで売ってしまう

問題: 施行令の文言からはネイルが特定継続的役務提供に当たるか断定できず、判断を間違えると書面交付の義務を落とすおそれがあります。

対策: 契約内容・解約の扱いを書面で明示し、対象かどうかを消費者庁・消費生活センターに確認する。

5.

採用の告知を、お客様向けの投稿と混ぜてしまう

問題: 募集のタグ(#ネイリスト募集)をお客様向けの投稿に付けると、探しているお客様に求人が見えてしまいます。

対策: 募集の投稿にだけ募集のタグを付ける。

よくあるご質問

ネイルサロンのインスタは、どんなハッシュタグを付ければいいですか?

実測した20アカウントの投稿240件では、2アカウント以上が共通して使っていたのは43種類で、デザイン名(#マグネットネイル #ワンホンネイル #シンプルネイル など)と季節(#夏ネイル)が中心でした。自分が施術できるデザインの名前を選び、サロン名と地名のハッシュタグを足します。

ハッシュタグは何個くらい付ければいいですか?

ハッシュタグが付いていた180投稿(240投稿の75.0%)では、平均6.7個、中央値5個、最大40個でした。実測の中央値に合わせて、5個前後から始めるのが実際に多い付け方です。

ネイルの投稿は、写真と動画のどちらがいいですか?

実測した240投稿の内訳は、カルーセル101投稿(42%)、写真1枚77投稿(32%)、動画62投稿(26%)でした。デザインを複数の角度から見せるカルーセルが最も多く使われています。動画は工程を見せたいときに使います。

自己紹介には何を書けばいいですか?

実測した20アカウントの自己紹介は、改行・空白を除いて中央値126文字、最大143文字でした。エリアと得意なデザイン、予約の方法、必要なら価格や保証の条件を書きます。

DMで予約を受けてもいいですか?

受けるかどうかを決めて、自己紹介に書いてください。実測では、DMでの予約の扱いを書いていたのが20件中4件で、「DMで受ける」と書いている例と「DMでは受けない」と書いている例の両方がありました。

価格や「オフ無料」「保証」を書いてもいいですか?

書いても構いません。ただし、景品表示法第5条は、価格その他の取引条件について実際のものよりも著しく有利であると誤認される表示を禁じています。対象・期間・追加料金などの条件を、同じ場所かリンク先に書いてください。

定額コースや回数券は特定商取引法の対象になりますか?

条文からは断定できませんでした。特定商取引法第41条の特定継続的役務提供のうち、エステティックは施行令別表第四で「人の皮膚を清潔にし若しくは美化し、体型を整え、又は体重を減ずるための施術」と書かれていますが、この文言に「爪」「ネイル」の語はありません。対象かどうかは、消費者庁や所轄の消費生活センターに確認してください。

ネイリストの募集は同じアカウントで告知してもいいですか?

実測した20アカウントのうち7アカウントが、自己紹介に募集や求人の語を入れていました。同じアカウントで告知する場合は、募集のタグ(#ネイリスト募集)は募集の投稿にだけ付けて、お客様向けの投稿と分けてください。

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