ハッシュタグ設計
歯科医院が実際に付けているハッシュタグ
実際に運用されている歯科医院・矯正歯科のInstagramアカウント39件の投稿969件を集計しました。ハッシュタグなしの投稿が151件あり、ハッシュタグを付けている投稿だけで見ると平均9.8個・中央値5個・最大54個です(この集計には2025年12月18日のInstagramの上限変更〈1投稿5個まで〉より前の投稿が含まれます。現在は5個までです)。39件のうち37件が診療内容のハッシュタグを、25件が地域名のハッシュタグを使っていました。以下は集計に出てきたハッシュタグを、使う枠ごとに分けたものです。厚生労働省の事例解説書はハッシュタグも医療広告に相当するとしており、投稿内容と関係のないハッシュタグで人を集めるのは不適切だと明記しています。中身に合うハッシュタグだけを付けてください。
付け方の手順
- #歯医者 か #歯科医院 のどちらか1個を毎回付ける。実測で最も多くの医院が共通して使っていた枠
- 自分の医院名のハッシュタグを1つ作る。正式名称と略称のどちらか拾われやすい方を毎回付ける
- 地域のハッシュタグを1個。〈地名〉+歯医者、〈駅名〉+歯医者 の形を自分の地名で作る
- その投稿で扱った診療内容を1個。扱っていない治療のハッシュタグは付けない
- 自由診療のハッシュタグ(矯正・インプラント・ホワイトニング・セラミック)や採用目的の職種ハッシュタグは、上記のいずれかと入れ替える。自由診療のハッシュタグを付ける投稿には、治療内容・費用・主なリスクと副作用・問い合わせ先を同じ投稿に入れる。採用ハッシュタグは患者さん向けの投稿には付けない
- 合計5個以内に収める。Instagramは2025年12月18日から1投稿の上限が5個になりました。ハッシュタグを付けている投稿だけで見た集計上の中央値も5個でした
- 厚生労働省の事例解説書は、投稿内容と関係のないハッシュタグによる誘引を不適切としている。中身に合うハッシュタグだけを付ける
医院そのものを表すハッシュタグ
最も重なった枠。#歯医者 は327投稿・27アカウントで、39件中いちばん多くの医院が共通して使っていました。#歯科 は133投稿・13アカウント、#歯科医院 は91投稿・14アカウントです。
#歯医者 #歯科 #歯科医院 #デンタルクリニック #一般歯科 #歯医者さん
#歯医者 と #歯科医院 は探す側の言い方が分かれるので、両方付けておきます。#歯医者 は最も競争が激しいハッシュタグでもあるので、これだけに頼らず、地域名や診療内容と組み合わせてください。
保険診療の診療内容のハッシュタグ
虫歯・歯周病・クリーニングなど、保険で受けられる診療の枠。#予防歯科 は82投稿・15アカウント、#歯周病 は56投稿・9アカウント、#虫歯 は52投稿、#クリーニング は21投稿・7アカウントでした。
#予防歯科 #歯周病 #歯周病治療 #歯周病予防 #虫歯 #むし歯 #虫歯予防 #クリーニング #歯のクリーニング #メンテナンス #入れ歯 #親知らず #口腔外科 #噛み合わせ #歯磨き #歯ブラシ #オーラルケア #歯科検診 #訪問歯科
保険診療の範囲の話題は、費用やリスクの追加説明が要らないぶん出しやすい枠です。開設直後はここから始めると、確認に時間をかけずに投稿を積み上げられます。
矯正のハッシュタグ(すべて自由診療)
実測で最も存在感があった枠。#マウスピース矯正 は187投稿・16アカウント、#インビザライン は119投稿・15アカウント、#矯正歯科 は104投稿・10アカウント、#ワイヤー矯正 は39投稿・7アカウントでした。
#マウスピース矯正 #インビザライン #invisalign #ワイヤー矯正 #矯正 #矯正歯科 #歯列矯正 #歯科矯正 #部分矯正 #小児矯正 #マイオブレース #見えない矯正 #歯並び #歯並び改善 #口ゴボ
この枠はすべて自由診療です。これらのハッシュタグを付ける投稿には、治療の内容・費用・主なリスクと副作用・問い合わせ先を同じ投稿の中に入れてください。実測にも #マウスピース矯正費用 #部分矯正費用 のように費用を正面から扱っているハッシュタグが出てきました。
自由診療の見た目に関わるハッシュタグ
#審美歯科 は145投稿・16アカウント、#ホワイトニング は118投稿・15アカウント、#セラミック は65投稿・8アカウントでした。
#審美歯科 #ホワイトニング #オフィスホワイトニング #セラミック #セラミック治療 #白い歯 #インプラント #インプラント治療
こちらも自由診療です。なお「審美歯科」「インプラント科」は、医療広告等ガイドラインが広告できない診療科名の例として挙げている名称です。診療の内容を説明する言葉としてハッシュタグに使うことと、診療科名として看板や名前欄に掲げることは別の話なので、混同しないでください。
地域のハッシュタグ
39件中25件が使っていた枠。#東大阪歯医者 は31投稿・2アカウント、#世田谷区 は25投稿・2アカウント、#横浜歯医者 は24投稿・2アカウント、#柏市 は23投稿でした。
#東大阪歯医者 #横浜歯医者 #大阪歯医者 #京都歯医者 #世田谷区 #柏市 #堺市 #多治見市 #可児市 #日進市歯医者 #黒川駅歯医者 #東大阪矯正歯科 #横浜矯正 #表参道矯正歯科
ここは自分の地域名に置き換える枠です。#東大阪歯医者 #横浜歯医者 #日進市歯医者 のように、地名と「歯医者」をつなげたハッシュタグを自分で作っている例が多くありました。#黒川駅歯医者 のように駅名で作っている例もあります。実測では駅名を名前欄に入れている医院が21件と最多だったので、駅名の形も1つ作っておくと重なります。
医院名のハッシュタグ(自分の医院の名前で1つ作る枠)
39件のうち24件が、自分の医院名のハッシュタグを作って使っていました(機械照合。一般名詞だけが一致した2件は除いています)。他の医院のハッシュタグを付けるためのリストではなく、「自分の名前でも1つ作る」と読む枠です。
#栗林歯科医院 #りょうき歯科クリニック #ナカノ初芝歯科クリニック #渋谷宇田川デンタルクリニック #上用賀歯科 #ただこし歯科 #シーク歯科 #一宮かみあわせ歯科
実測では、正式名称のハッシュタグと略称のハッシュタグの両方を作っている医院がありました(例:「シーク」「シーク歯科」「シーク歯科矯正歯科」)。患者さんがどちらで書くか分からないので、両方を自分の投稿に付けておきます。
スタッフ・院内のハッシュタグ
#歯科衛生士 は147投稿・18アカウントで、39件中2番目に多くの医院が使っていました。#歯科医師 は115投稿・15アカウント、#歯科助手 は53投稿・9アカウントです。
#歯科衛生士 #歯科医師 #歯科助手 #歯科管理栄養士 #歯科衛生士の卵 #チーム医療 #マイクロスコープ #エアフロー
職種名のハッシュタグは、患者さんに院内のようすを伝える投稿にも、これから働く人に向けた投稿にも使われていました。#歯科衛生士の卵 は学生に向けた枠で、実測では4アカウントが使っています。
人を採るための枠
39件のうち18件が採用系のハッシュタグを使っていました。#歯科衛生士募集中 は41投稿・3アカウント、#歯科衛生士求人 は27投稿・3アカウント、#歯科医師求人 は24投稿・3アカウントです。
#歯科衛生士募集 #歯科衛生士募集中 #歯科衛生士求人 #歯科医師募集 #歯科医師募集中 #歯科医師求人 #歯科助手募集 #歯科助手募集中 #歯科求人 #歯科採用 #新卒ドクター
この枠は求職者に向けた投稿にだけ付けます。患者さん向けの投稿には付けないでください。数字の読み方には注意が必要で、詳しくは下の「人を採るために始めるのか」を読んでください。
集計元: 実際に運用されている歯科医院・矯正歯科のInstagramアカウント39件の投稿969件(2026-08-06 取得)。ハッシュタグなしの投稿が151件あり、ハッシュタグを付けている投稿だけで見ると平均9.8個・中央値5個・最大54個です。上に載せたハッシュタグはすべてこの集計に実際に出てきたもので、当サイトが作った例ではありません。ただし、治療の結果や体感を断定する形のハッシュタグ(#痛くない歯医者 など)と、最上級の表現を含むハッシュタグは、医療広告等ガイドラインの禁止類型に近いため意図的に載せていません。地域名と医院名のハッシュタグは、自分の地名・医院名に置き換えて使う前提です。この集計には2025年12月18日のInstagramの上限変更(1投稿5個まで)より前の投稿が含まれます。現在は5個までです。