SNSはじめるくん

SaaSのインスタグラムの始め方

SaaS・IT企業のInstagramを、開設からプロフィール、ハッシュタグ、実績・導入社数表示の根拠まで順番にまとめました。そのままコピペして使えるプロフィール文5例と、実際に運用されているSaaS・IT企業11アカウントの投稿132件から集計したハッシュタグを載せています。ルールの部分は、e-Gov法令検索の条文原本を実際に取得して読めた範囲だけを書いています。

スタートアップ・SaaS企業向け

プロフィール実例と実測ハッシュタグ、実績表示の根拠【2026年版】

B2B SaaSのリード獲得の主軸はLinkedInやXですが、Instagramは採用ブランディング・カルチャー発信のチャネルとして使われています。実測した11アカウントのうち8件は、採用を明確な目的としたアカウントでした。もう1つ確認できたのが、実績・導入社数を数字で示すときの根拠の作り方です。上場企業が運営するSaaSのアカウントには「利用社数26.5万社、ユーザー数69万人突破」「シェアNo.1」という具体的な数字が明記されており、これは公表情報として確認できる実例です。何を根拠にどんな数字を出せるかを整理してから開設すると、後から表現に迷いません。

最終更新: 2026-08-06

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SaaSが開設前に知っておくこと

アカウントの位置づけ
採用ブランディング+カルチャー発信が主目的
実測の採用アカウント比率
11件中8件が採用を明確な目的とした運用
最初に固定するリンク
採用エントリーページまたはWantedly 1本
実績・導入社数の表示
根拠を示せる数字だけを使う(景品表示法7条2項の不実証広告規制)

開設〜運用開始までの4ステップ

アカウント開設からプロフィール設計、最初の投稿、運用リズムまでの順序。上から順に進めれば迷いません。

ステップ 1

アカウントを開設する

個人アカウントのまま始めるのではなく、開設後すぐにプロアカウント(ビジネス)へ切り替えます。カテゴリはInstagramの候補の中から近いものを選びます。

  • 設定 →「アカウントの種類とツール」→「プロアカウントに切り替える」を選ぶ
  • カテゴリは候補の中から近いものを選ぶ
  • ユーザーネームは会社名+採用がわかる語(例: ◯◯_careers、◯◯_recruit)にする
  • 採用ブランディングとプロダクト紹介、どちらを主目的にするか先に決める

SaaSならでは: B2B SaaSはリード獲得目的の投稿はLinkedIn・Xが主軸のため、Instagramは採用候補者向けのカルチャー発信に絞ると運用が続けやすいです。実測した11アカウントのうち8件が採用専用アカウントとして運用されており、これが実際に多い形です。

ステップ 2

プロフィールを設計する

自己紹介文で事業内容を一言と「採用中」であることを明記します。プロダクトの専門用語は避け、初めて見た人にもわかる説明にします。

  • 自己紹介文に事業内容を一言と採用職種を明記する
  • プロダクトの専門用語は避け、一般の人にもわかる説明にする
  • 導入社数・利用者数等の実績数字を書く場合は、根拠を示せる公表情報の範囲にとどめる
  • プロフィールリンクは採用エントリーページかWantedly1本に絞る

ステップ 3

最初の10投稿を準備する

投稿のテーマは下の「最初の10投稿」を順番に使います。プロダクト紹介は機能そのものより、それが解決する課題を伝える構成にします。

  • オフィス紹介・メンバー紹介の投稿を先に揃え、社内イベントの様子を交える
  • プロダクト紹介はインフォグラフィックで機能でなく解決する課題を伝える
  • メンバーが写る投稿は本人の許可を得る
  • ハッシュタグは下の実測データを参考に、卒年・就活系のハッシュタグの中から実際に当てはまるものだけを選ぶ

ステップ 4

運用リズムを固定する

最初の10投稿を出し終えたら、無理のないペースで継続します。詳しい頻度は下の「投稿リズムの目安」を参照してください。

  • 投稿する曜日・時間帯をあらかじめ決めておく
  • プロダクト機能訴求に偏りすぎていないか毎回見直す
  • 実績数字を使う投稿は、公表できる根拠があるか毎回確認する
  • 1週間続けたらインサイトで採用エントリーフォーム遷移数を確認する

そのまま使えるプロフィール文5例(SaaS・IT企業)

〈 〉の中を自分の情報に置き換えれば、そのまま貼って使えます。実測した11アカウントは、採用職種・拠点・待遇を短く並べる書き方が中心でした。

1. エンジニア採用に特化した中小IT企業

新卒・中途のエンジニアを積極採用したい、複数拠点展開のIT企業向け。

名前欄

〈会社名〉【エンジニア採用】

自己紹介欄(94文字)

〈会社名〉公式アカウント
〈事業内容〉を提供するIT企業
新卒・中途のITエンジニア積極採用活動中
〈拠点1〉・〈拠点2〉・〈拠点3〉の〈3〉拠点
詳しくはリンクから。お気軽にご応募ください

リンク欄

採用ページ1本

実測した株式会社featは、事業内容を一言で説明したうえで「積極採用中」を明記し、拠点数を具体的に示していました。専門用語を避け、対象職種と拠点を先に伝える構成が実測でも中心でした。

2. 地方拠点のIT企業(地域密着×新卒採用)

地方に本社を置き、地元の学生に向けて新卒採用を行うIT企業向け。

名前欄

〈会社名〉【新卒採用】

自己紹介欄(78文字)

〈地域〉のトップ企業を信頼の技術力で支える会社
採用担当がゆるく更新中
#〈地域名〉 #独立系IT企業 #システムエンジニア
#年間休日〈125〉日 #大卒初任給〈28〉万円

リンク欄

採用ページ1本

実測したシステムサーバー(名古屋)は、待遇(年間休日・初任給)を具体的な数字でハッシュタグ化していました。地方の学生は待遇の実数を重視する傾向があるため、この書き方が実測でも使われています。

3. 自社SaaSプロダクトを持つ企業(採用+実績訴求)

自社開発のSaaSプロダクトを持ち、実績数字を根拠に採用ブランディングも行いたい企業向け。

名前欄

〈会社名〉|〈プロダクト名〉

自己紹介欄(91文字)

利用社数〈26.5〉万社、ユーザー数〈69〉万人突破
〈事業領域〉を一元管理できる〈シェアNo.1〉の〈プロダクトカテゴリ〉「〈プロダクト名〉」を提供する〈会社名〉の公式アカウントです
最新情報やユーザー様事例を発信中

リンク欄

公式サイト(サービス紹介ページ)1本

実測したANDPAD(建設プロジェクト管理SaaS)は、利用社数・ユーザー数・シェア順位という3つの数字を1行目に置いていました。この会社は上場企業で、数字は公表情報として確認できます。同様の数字を使う場合は、自社でも根拠を示せる状態にしておく必要があります。

4. 地方創生・地域密着型のIT企業(採用+地域紹介)

地方の中核都市に本社を置き、地域の魅力も併せて発信したいIT企業向け。

名前欄

〈会社名〉採用チーム

自己紹介欄(88文字)

〈都道府県〉〈市区町村〉生まれのIT企業|〈会社名〉採用チーム
新卒・中途の採用情報
リアルな社内の出来事
〈市区町村〉の地域紹介・魅力
採用に関する質問・相談はDMへ

リンク欄

採用サイトまたはLINE1本

実測した日本情報クリエイト採用チームは、地元の地域紹介コンテンツも織り交ぜていました。地方拠点の場合、勤務地としての街の魅力も一緒に伝える構成が、Uターン・Iターン志望者への訴求になります。

5. 起業家コミュニティ・スタートアップ支援型

自社プロダクトよりも、起業家・スタートアップのコミュニティ運営が中心の事業者向け。

名前欄

〈コミュニティ名〉|〈訴求ポイント〉

自己紹介欄(96文字)

起業コミュニティ|〈コミュニティ名〉
〈事業内容〉を生む〈運営会社〉が運営
毎月起業家から直接学び、対話し、挑戦する場
起業済みの方も、これからの方も、学生も
最新イベント情報は下記リンクから

リンク欄

イベント情報ページ1本

実測したスタートアップキャンパスは、単独の企業採用ではなくコミュニティ運営として発信していました。SaaS企業がコミュニティ機能を持つ場合、採用と切り分けて別アカウントで運用する設計も選択肢です。

  • 〈 〉で囲んだ部分だけが差し替え箇所です。それ以外はそのまま使えます。
  • 実績数字(導入社数・ユーザー数・シェア順位等)を書く場合は、実際に公表できる根拠のある数字だけを使ってください。詳しくは下の「実績・導入社数を表示するときのルール」を参照してください。
  • 自己紹介欄は入力できる文字数に上限があるため、5例とも余白を残した長さにしています。
  • プロフィールリンクは採用エントリーページかWantedly1本に絞ります。

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ハッシュタグ設計

SaaS・IT企業が実際に付けているハッシュタグ

実際に運用されているSaaS・IT企業11件の投稿132件を集計しました。ハッシュタグを1つでも付けていた投稿は30件(22.7%)で、ハッシュタグ付き投稿だけで見ると平均4.4個・最大19個でした。採用専用アカウントほどハッシュタグを使う傾向があり、卒業年度・就活関連のハッシュタグが中心でした。以下は実際に使われていたハッシュタグを枠ごとに分けたものです。

付け方の手順

  1. 採用目的のアカウントは、対象となる卒業年度のハッシュタグ(#27卒 等)を使うと、その学年の就活生に届きやすくなります
  2. 自社名のハッシュタグを1つ作り、業態を示す言葉(IT企業・システムエンジニア等)と組み合わせる
  3. 採用イベント(説明会・内定者懇談会等)を実施した投稿には、そのイベント名をハッシュタグにする
  4. 待遇を数字でハッシュタグ化する場合は、実際の自社の数字だけを使う
  5. 合計5個以内に収める。Instagramは2025年12月18日から1投稿の上限が5個になりました。ハッシュタグ付き投稿の平均も4.4個でした

卒年・就活系のハッシュタグ(採用アカウントで中心的に使用)

複数の採用アカウントで共通して使われていた枠。#27卒 は8投稿・3アカウント、#就活 は5投稿・2アカウント、#26卒 #内定者 はそれぞれ5投稿・2アカウントでした。

#27卒 #26卒 #28卒 #就活 #内定者 #新卒採用 #就職活動

対象学年を明示するハッシュタグです。複数の会社が同じ卒年ハッシュタグを使っており、その卒年の学生がまとめて検索する言葉として機能しています。

会社名・ブランド名のハッシュタグ

自社の名前で作るハッシュタグです。#Sky株式会社 は6投稿、#サイバーエージェント #サイバー #cyberagent はそれぞれ6投稿・6投稿・5投稿でした。

#IT企業 #it企業 #システムエンジニア #独立系IT企業

会社名そのもののハッシュタグに加え、業態を示す言葉(IT企業・システムエンジニア等)を組み合わせて使う例がありました。

採用イベント系のハッシュタグ

コントロールテクノロジー採用担当が使っていた枠。#社内あるある #新卒採用 #内定者懇談会 #採用イベント はいずれも2〜3投稿でした。

#社内あるある #内定者懇談会 #採用イベント #オンライン開催 #人事

内定者懇談会・オンライン説明会等、採用イベントの実施報告に使われるハッシュタグです。

待遇・条件を示すハッシュタグ

システムサーバーが使っていた枠。具体的な数字をそのままハッシュタグにしていました。

#年間休日125日 #大卒初任給28万円

待遇の実数をそのままハッシュタグにする使い方です。実際の自社の数字に置き換えて使う枠で、正確な数字だけを使ってください。

集計元: 実際に運用されているSaaS・IT企業(システム開発・建設プロジェクト管理SaaS・Web制作/SNS支援・エンジニア採用特化・大手IT企業の新卒採用アカウントを含む)のInstagramアカウント11件の投稿132件(2026-08-06 取得。各アカウント直近12件)。上に載せたハッシュタグはすべてこの集計に実際に出てきたもので、当サイトが作った例ではありません。この集計には2025年12月18日のInstagramの上限変更(1投稿5個まで)より前の投稿が含まれます。現在は5個までです。

実績・導入社数を表示するときのルール(景品表示法)

SaaS企業のプロフィールでよく使われるのが、導入社数・ユーザー数・シェア順位といった実績数字です。以下は2026年8月6日にe-Gov法令検索で確認した景品表示法の条文と、実測データに含まれる実例です。

  1. 優良誤認表示の禁止(景品表示法第5条第1号)

    不当景品類及び不当表示防止法第5条第1号は、役務の内容について「実際のものよりも著しく優良であると示し」、または「事実に相違して他の事業者に係るものよりも著しく優良であると示す表示」であって、不当に顧客を誘引し一般消費者の合理的な選択を阻害するおそれがあるものを禁止しています。

  2. 根拠を示せない実績表示は『優良誤認とみなされる』(第7条第2項・不実証広告規制)

    景品表示法第7条第2項は、事業者の表示について合理的な根拠を示す資料の提出を求めることができ、事業者が提出しないときは、その表示は優良誤認表示とみなすと定めています。「導入社数◯社」「シェアNo.1」のような表示を使う場合は、算出方法・調査範囲・実施時期を示せる状態にしておく必要があります。

  3. 実測: 上場企業のSaaSは、具体的な数字を根拠付きで公表していた

    実測した11アカウントのうち、建設プロジェクト管理SaaSを提供するANDPAD(東証プライム上場企業が運営)のプロフィールには「利用社数26.5万社、ユーザー数69万人突破」「シェアNo.1の建設プロジェクト管理サービス」と明記されていました。上場企業は決算資料等で数字を公表する立場にあるため、根拠を示しやすい状態にあります。

    この数字が景品表示法上の要件をすべて満たしているかどうかは、このページでは判定していません。ここでは「具体的な数字を、公表できる状態で示す」という実際の書き方の型として紹介しています。自社で同種の表示を使う場合は、根拠となる資料を用意してください。

  4. 採用ブランディング目的の投稿にも、この規制は及ぶ

    景品表示法は「商品又は役務」の取引について適用される法律です。採用に関する投稿(待遇・働きやすさ等の表示)は直接の対象ではありませんが、自社プロダクトの紹介を兼ねる投稿では、プロダクトに関する実績数字にこの規制が適用されます。

  • ここに書いた条番号・条文は、2026年8月6日にe-Gov法令検索の原文で確認したものだけです。
  • 実際の表示が優良誤認表示に当たるかどうかの最終判断は消費者庁が行います。個別の表現の可否は、根拠資料を用意したうえで判断してください。

出典: e-Gov法令検索(不当景品類及び不当表示防止法)

実績数字の使い方まで含めてプロフィール文を作りたい方へ。ヒアリングに答えると無料です。

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実測: SaaS・IT企業のInstagramは、採用目的が中心だった

実測した11アカウントのうち8件が、採用を明確な目的とした運用でした。

  1. アカウント名に『採用』『求人』『新卒』が入っている例が多かった

    実測した11アカウントのうち、株式会社feat・システムサーバー・日本情報クリエイト・コントロールテクノロジー・サイバーエージェントの5件は、アカウント名そのものに採用関連の語を含んでいました。会社の本体アカウントとは別に、採用専用アカウントを持つ設計が中心です。

  2. プロダクト紹介より、社内の様子・待遇を伝える投稿が中心だった

    実測した採用系アカウントの投稿は、プロダクトの機能説明よりも、社内イベント・内定者懇談会・待遇(休日数・初任給)の紹介が中心でした。B2B SaaSのプロダクト訴求はLinkedIn・Xが主軸という位置づけが、実測でも裏付けられています。

  3. 自社プロダクトの実績を前面に出すアカウントは少数派だった

    実測した11アカウントのうち、自社プロダクトの実績数字(利用社数・シェア順位等)を前面に出していたのはANDPADの1件のみでした。多くのSaaS・IT企業のInstagramは、プロダクト訴求より採用ブランディングに絞って運用されています。

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実測: 『SaaS企業』のInstagramにも、実は3つの違う立場が混ざっていた

『SaaS・IT企業のInstagram』を検索して見つかるアカウントには、実は自社プロダクトを持つ会社だけでなく、性質の違う事業者が混ざっていました。自分がどれに近いかで、参考にする部分が変わります。

  1. ① 自社SaaSプロダクトを持つ会社

    実測した11件のうち、ANDPAD・コントロールテクノロジー(予約システムRESERVAを開発・運営)の2件は、自社で開発したSaaSプロダクトを持つ会社でした。プロダクトの実績数字を根拠付きで示せるのはこの立場だけです。

  2. ② Web制作・SNS運用代行などのIT関連サービス業

    実測した11件のうち、株式会社Creation(WEB広告・HP制作・SNS運用代行)・カプセル(企業SNS支援)・トラスティーシステムズ(Web活用コンサル)の3件は、自社プロダクトというより、他社にWeb・SNS関連のサービスを提供する事業者でした。プロフィールは実績件数・サポート内容の説明が中心で、採用色は薄めでした。

  3. ③ 起業家コミュニティ・スタートアップ支援事業

    実測したスタートアップキャンパスは、自社プロダクトの販売ではなく、起業家コミュニティの運営が事業の中心でした。SaaS企業と隣接する領域ですが、Instagramでの発信内容はイベント告知・起業家インタビューが中心という違いがありました。

  4. 自分がどの立場に近いかで、真似るべき型が変わる

    自社プロダクトを持つ会社は、実績数字を根拠付きで示す①の型(ANDPAD)が参考になります。受託・支援サービス業は、実績件数・サポート内容を具体的に示す②の型が近いです。採用を主目的にするなら、コントロールテクノロジー・featのような採用専用アカウントの型が業態を問わず共通して使えます。

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開設1週目から4週目にやること

4ステップを終えたあと、最初の1か月で手が止まらないように週ごとに分けました。

  1. 1.

    1週目: プロフィールと、会社が分かる3投稿

    プロアカウントに切り替え、上のプロフィール実例をもとに名前欄・自己紹介・リンクを埋めます。投稿はオフィス外観・オフィス内・代表または創業メンバー紹介の3本。

  2. 2.

    2週目: メンバー紹介と、ハイライト3枠

    メンバー紹介投稿を1〜2本出します。ハイライトは「オフィス紹介」「メンバー紹介」「福利厚生」の3枠を作ります。

  3. 3.

    3週目: 社内イベントと、プロダクト紹介(課題起点)

    社内イベント・全社ミーティングの様子を1本、プロダクト紹介は機能ではなく解決する課題を1つに絞ったインフォグラフィックを1本出します。実績数字を使う場合は根拠を確認します。

  4. 4.

    4週目: リールを1本と、数字の確認

    オフィスツアーまたはメンバー紹介のリールを30秒程度で1本出します。あわせてインサイトで採用エントリーフォームへの遷移数を確認します。

次に決めたいSaaSのSNS設計

プロダクト理解から資料請求・商談までを整える

会社やメンバーの紹介を揃えたら、機能告知だけで終わらず、プロフィールから資料請求・問い合わせへ進める導線を決めておきます。

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SaaSのSNS戦略を見る

プロダクトの価値と働く人の魅力を、Lead Genや採用につなげる運用計画を整理します。

マーケティングの基本を確認する

認知から資料請求・商談まで、B2Bの検討プロセスに沿った導線設計を確認できます。

SNS運用の基本を確認する

プロフィール、投稿テーマ、反応の見方など、運用前に押さえたい基本をまとめています。

最初の10投稿で何を出すか

フォロワー0の状態から見た人に「どんな店か・誰がやっているか」が伝わる10本。1日で揃える必要はなく、1〜2週間かけて順番に投稿すれば十分です。

  1. 1.

    オフィスの外観・入口の写真

    初めて見た人が場所を把握できる外観・入口の写真。地図アプリと同じ見え方だと来社時の安心感になります。

  2. 2.

    オフィス内(執務スペース・会議室)の写真

    働く環境の雰囲気が伝わるオフィス内の写真。照明のトーンを統一して撮影します。

  3. 3.

    代表・創業メンバーの紹介

    事業を始めた理由・大切にしている考え方を明記した自己紹介。「この会社で働きたい」と思ってもらえるかを左右する投稿です。

  4. 4.

    メンバー紹介1人目

    職種・入社理由・現在の業務を紹介。候補者が自分と重ねやすい等身大の内容にします。

  5. 5.

    社内イベント・全社ミーティングの様子

    チームの雰囲気が伝わるイベントの様子。堅苦しくない自然な表情を意識します。

  6. 6.

    プロダクト紹介(解決する課題を1つ)

    機能そのものではなく「どんな課題を解決するか」を1つに絞って伝えるインフォグラフィック。実績数字を使う場合は根拠を示せる範囲にとどめます。

  7. 7.

    1日のオフィスの様子・カルチャー紹介

    朝会・ランチ・休憩時間など、働く1日の流れを紹介。カルチャーが伝わる投稿です。

  8. 8.

    メンバーインタビュー(許可済み)

    本人の許可を得たメンバーインタビュー。入社の決め手や現在の仕事のやりがいを紹介します。

  9. 9.

    採用情報・募集職種の案内

    募集中の職種と応募方法をまとめた投稿。実測でも卒年ハッシュタグ(#27卒等)と組み合わせる例がありました。ハイライトにも残します。

  10. 10.

    初めてのリール(オフィスツアーまたはメンバー紹介)

    30秒程度でオフィスやメンバーを紹介するリール。特別な機材は不要で、等身大の雰囲気を伝える姿勢が信頼につながります。

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最初の10投稿を出したあとの運用リズム

フィード週1〜2本、ストーリーズ毎日が目安

無理に毎日フィード投稿する必要はありません。継続できるペースを優先してください。プロダクト機能の告知ばかりにならないよう、働く人を主役にした投稿を意識的に増やすことが重要です。

月間のフォロワー・予約数の目安や90日の実行プランは B2B SaaS SNS 戦略 で詳しく解説しています。

参考にしたいSaaSの実在アカウント

実際に運用されているアカウントを見ながら、投稿の雰囲気やプロフィールの書き方を確認できます。

@andpad_official

ANDPAD(アンドパッド)|建設プロジェクト管理サービス

実測した11件の中で唯一、自社プロダクトの実績数字(利用社数26.5万社等)を前面に出していたアカウント。上場企業として根拠を公表しやすい立場にあります。

@feat_inc

株式会社feat【エンジニア採用】

エンジニア採用に特化したアカウント名の例。事業内容と拠点数を短く明記したプロフィールの参考になります。

@systemserver_nagoya

システムサーバー【新卒採用】

待遇の実数(年間休日・初任給)をハッシュタグ化していた例。地方拠点の新卒採用の参考になります。

@sky_it_corporate

Sky株式会社

実測した11件の中でフォロワー数が最多クラス。社員の働く様子・会社の取り組みを中心に発信しています。

開設直後にやりがちな失敗

1.

プロダクト機能告知ばかりで人柄が伝わらない

問題: 「新機能リリース」のような機能告知投稿ばかりだと、採用候補者の関心を引けずエンゲージメントも伸びません。

対策: 「働く人」を主役にした投稿に切り替える。プロダクト紹介も機能ではなく解決する課題を起点に構成する。

2.

根拠のない導入社数・シェア順位を書いてしまう

問題: 景品表示法第5条第1号の優良誤認表示に該当するリスクがあります。第7条第2項により、根拠を示せない表示は優良誤認とみなされる仕組みもあります。

対策: 実測したANDPADのように、公表できる根拠のある数字だけを使う。根拠を示せない場合は具体的な数字を使わない。

3.

会社アカウントだけの運用でエンゲージメントが伸びない

問題: 会社アカウントだけの運用ではリーチが伸びにくい傾向があります。

対策: メンバー個人の発信も歓迎する社内の空気を作り、会社アカウントとの相互シェアを促す。

4.

メンバーの写真を許可なく投稿してしまう

問題: トラブルの元になり、信頼を損ないます。

対策: 口頭でもよいので、投稿前に必ず本人の許可を得てから使用する。

よくあるご質問

B2B SaaSはInstagramだけで採用できますか?

Instagramだけでの完結は想定しにくく、LinkedInやWantedly等の採用チャネルと組み合わせるのが現実的です。Instagramは候補者が事前に会社の雰囲気を確認する補助的な役割を担います。

導入社数やシェア順位はどこまで書いていいですか?

景品表示法上、根拠を示せない実績表示は優良誤認とみなされるリスクがあります。実測したANDPADのように、公表できる根拠のある数字だけを使ってください。

プロダクトの機能紹介は投稿しない方がいいですか?

完全に避ける必要はありませんが、機能そのものではなく「どんな課題を解決するか」を起点に構成すると、専門知識のない人にも伝わりやすくなります。実測でも、プロダクト実績を前面に出すアカウントは少数派でした。

ハッシュタグはどれくらい付ければいいですか?

実測した11アカウントでは、ハッシュタグ付き投稿の平均は4.4個でした。採用目的なら対象の卒年ハッシュタグ(#27卒等)が実際に多く使われています。

メンバーの顔出しは必須ですか?

必須ではありませんが、採用候補者は「誰と働くか」を重視する傾向があるため、本人の許可を得た上でメンバー紹介を含めることをおすすめします。

投稿頻度はどのくらいが目安ですか?

フィード週1〜2本、ストーリーズ毎日が目安です。無理のないペースで継続することを優先してください。

会社公式アカウントと採用専用アカウント、どちらがいいですか?

実測した11アカウントのうち8件が採用専用アカウントでした。採用ブランディングに絞るなら専用アカウントの方が投稿テーマを一貫させやすいです。工数が限られる場合は会社公式アカウントとの兼用でも始められます。

開設直後は何を優先すべきですか?

フォロワー数より、働く人の雰囲気と会社のカルチャーが伝わる最初の10投稿を揃えることを優先してください。

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