SNSはじめるくん

ホテル・旅館のインスタグラムの始め方

ホテル・旅館のInstagramを、開設からプロフィール、ハッシュタグ、景品表示法の注意点まで順番にまとめました。そのままコピペして使えるプロフィール文5例と、実際に運用されている宿泊施設8アカウントの投稿108件から集計したハッシュタグを載せています。ルールの部分は、e-Gov法令検索の条文原本を実際に取得して読めた範囲だけを書いています。

個人経営のホテル・旅館・民泊向け

プロフィール実例と実測ハッシュタグ、景品表示法の注意点【2026年版】

実測した8アカウントは、複数ブランドを展開する大手リゾート運営会社から、1棟だけの老舗旅館まで規模がさまざまでした。共通していたのは、客室・館内写真の世界観がそのまま宿泊先選びの決め手になる業種だという点です。会津東山温泉の向瀧は、ライブカメラの定点観測映像を毎回同じハッシュタグ群で投稿する独自の継続企画を持っていました。一方で、老舗旅館として実測候補に入っていた加賀屋の公式アカウントは、2026年8月6日時点で最新投稿が106日前と更新が止まっていました。有名な宿でも更新が止まることはあるので、参考にするアカウントは投稿日の新しさも合わせて確認してください。

最終更新: 2026-08-06

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ホテル・旅館が開設前に知っておくこと

開設タイミング
開業の1〜2ヶ月前から客室写真が撮れ次第可能
客室写真の制約
広角レンズ・過度な加工で実際より広く見せない(景品表示法5条1号)
最初に固定するリンク
公式サイトの予約ページ1本(OTAでなく直販導線)
実測で見つかった独自企画
同じ場所・同じ画角の定点観測ライブカメラ投稿(向瀧)

開設〜運用開始までの4ステップ

アカウント開設からプロフィール設計、最初の投稿、運用リズムまでの順序。上から順に進めれば迷いません。

ステップ 1

アカウントを開設する

個人アカウントのまま始めるのではなく、開設後すぐにプロアカウント(ビジネス)へ切り替えます。

  • 設定 →「アカウントの種類とツール」→「プロアカウントに切り替える」を選ぶ
  • カテゴリは業態(ホテル・旅館等)に近いものを選ぶ
  • ユーザーネームは施設名にする
  • 複数ブランドを展開する場合は、ブランドごとにアカウントを分ける(実測した星野リゾートグループは6ブランドを別アカウントで運用)

ホテル・旅館ならでは: 実測した星野リゾートグループは、グループ公式アカウントとブランドごとのアカウント(星のや・界・OMO等)を分けて運用していました。1施設・1ブランドの個人経営でも、この設計思想(誰に何を届けるアカウントか)は参考になります。

ステップ 2

プロフィールを設計する

自己紹介文の1行目で施設カテゴリ(シティホテル・旅館等)と所在地を伝えます。客室写真は実際の宿泊体験との乖離に注意が必要です。

  • 下の「そのまま使えるプロフィール文5例」から自分の形に近いものを選ぶ
  • 自己紹介1行目に施設カテゴリと所在地を書く
  • プロフィールリンクは公式サイトの予約ページ1本に絞る
  • ハイライトは「客室タイプ」「館内施設」「アクセス・予約方法」の3枠から始める

ホテル・旅館ならでは: 広角レンズや過度な画像加工で実際より広く・明るく見せた客室写真を掲載すると、景品表示法5条1号(優良誤認表示)に抵触するリスクがあります。実際の見え方に近い写真を選んでください。

ステップ 3

最初の10投稿を準備する

投稿のテーマは下の「最初の10投稿」を順番に使います。客室写真は実際の広さ・明るさに近い構図で撮影します。

  • 客室写真は実際の広さ・明るさに近い構図で撮影する
  • 館内施設(ロビー・大浴場・レストラン等)をバランスよく用意する
  • ハッシュタグは下の実測リストから自分の施設の特徴に合うものを選ぶ
  • 宿泊客が写る投稿は事前に許可を得る

ステップ 4

運用リズムを固定する

最初の10投稿を出し終えたら、無理のないペースで継続します。詳しい頻度は下の「投稿リズムの目安」を参照してください。

  • 投稿する曜日・時間帯をあらかじめ決めておく
  • 季節ごとの周辺観光情報を投稿フォーマットとして1つ固定する
  • 1週間続けたらインサイトでプロフィール表示数を確認する
  • 3ヶ月に一度、参考にしているアカウントの投稿日が止まっていないか確認する

そのまま使えるプロフィール文5例(ホテル・旅館)

〈 〉の中を自分の情報に置き換えれば、そのまま貼って使えます。実測した8アカウントは規模も立場もさまざまでしたが、施設カテゴリ・特徴・問い合わせ方針を明確にする書き方が共通していました。

1. 複数ブランドを展開するリゾート運営会社

複数のブランド・施設を展開する宿泊事業運営会社の、グループ公式アカウント向け。

名前欄

〈グループ名〉公式アカウント

自己紹介欄(78文字)

〈グループ名〉公式アカウントです。次の旅先が見つかる情報をお届けします
▼〈ブランド数〉つのブランド
〈特徴1〉「〈ブランド名1〉」
〈特徴2〉「〈ブランド名2〉」
※お問い合わせはHPに掲載の連絡先にお願いします

リンク欄

グループ公式サイトのブランド一覧ページ1本

実測した星野リゾートは、グループ全体のアカウントで6ブランドを1行ずつ紹介し、各ブランドの特徴(非日常・温泉旅館・街ナカホテル等)を短い言葉で示していました。個別の予約導線は各ブランドの公式サイトに委ね、グループアカウントは入口の役割に徹する設計です。

2. 老舗旅館・登録有形文化財クラスの伝統建築

文化財登録や歴史的価値のある建物を持つ、老舗旅館向け。

名前欄

〈温泉地名〉温泉 〈旅館名〉

自己紹介欄(68文字)

お客様の思い出を磨き続ける旅館【登録有形文化財&登録記念物】
〈メディア出演歴(テレビ番組名・映画名等)〉
Quintessential Japanese ryokan experience.

リンク欄

公式サイトの宿泊予約ページ1本

実測した会津東山温泉の向瀧は、文化財登録という客観的な事実とメディア出演歴を並べ、最後に英語で一文添えていました。歴史的価値は「著しく優良」ではなく客観的な登録事実として書けるため、景品表示法上のリスクなく信頼material(材料)にできます。

3. 街ナカ・都市型ホテル(複数施設展開)

都市部に複数店舗を展開する、街歩き需要向けのシティホテル向け。

名前欄

【公式】〈ブランド名〉(〈読み方〉)

自己紹介欄(90文字)

〈運営会社〉の都市ホテルから街を旅する楽しさ発信中
テンションあがる「街ナカ」ホテル。〈対応都市数〉施設から新感覚な「街ナカ」ステイをお届け
街歩きが好きな方はフォローがおすすめ
DMでのお問い合わせは承っておりません

リンク欄

公式サイトのブランドページ1本

実測したOMOは、宿泊そのものより「街を旅する楽しさ」を前面に出し、対応施設数を具体的な数字で示していました。DM対応をしない旨を明記し、問い合わせ窓口を1つに絞る設計も参考になります。

4. 一軒家・高級旅館(海外富裕層も意識)

海外の宿泊予約サイトや富裕層向けアライアンスに加盟する高級旅館向け。

名前欄

〈旅館名〉 | 〈ローマ字表記〉

自己紹介欄(60文字)

Traditional Japanese atmosphere at 〈旅館名〉.
A member of @〈加盟団体アカウント〉
visitor restaurant / @〈併設レストランアカウント〉
〈受賞歴(ミシュラン等)〉

リンク欄

公式サイトの宿泊予約ページ1本

実測した強羅花壇は英語主体のプロフィールで、国際的な宿泊アライアンス(Relais & Chateaux)への加盟と受賞歴を明記していました。海外からの検討者を意識する場合、英語表記と加盟団体・受賞歴の明示が信頼material(材料)になります。

5. 個人経営の小規模旅館

1棟または少数室を運営する、個人経営の小規模旅館向け。

名前欄

〈地域名〉 〈旅館名〉

自己紹介欄(66文字)

〈地域名〉〈旅館名〉公式アカウント
〈創業年・沿革の一言〉として始まった「〈旅館名〉」は、〈施設の特徴〉。
〈地域名〉の休日をのんびりお過ごしください

リンク欄

公式サイトの宿泊予約ページ1本

実測した由布院玉の湯は、簡潔な沿革と施設の雰囲気を2〜3行で伝えるシンプルな構成でした。大手のような複数施設・受賞歴がなくても、成り立ちと雰囲気を短く伝えるだけで十分に機能する型です。

  • 〈 〉で囲んだ部分だけが差し替え箇所です。それ以外はそのまま使えます。
  • 文化財登録・受賞歴・加盟団体名など客観的な事実は、景品表示法5条1号(優良誤認表示)のリスクなく信頼材料として書けます。「日本一」「絶対」等の主観的な最上級表現とは区別してください。
  • 自己紹介欄は入力できる文字数に上限があるため、5例とも余白を残した長さにしています。

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ハッシュタグ設計

ホテル・旅館が実際に付けているハッシュタグ

実際に運用されている宿泊施設8アカウントの投稿108件を集計しました。ハッシュタグを1つでも付けていた投稿は31件(28.7%)でした。会津東山温泉の向瀧が「定点観測」というライブカメラ投稿の連載企画で同じハッシュタグ群を毎回使っており、上位ハッシュタグの多くをこの1施設が占めていました。

付け方の手順

  1. 施設名・所在地域のハッシュタグを毎回固定で使う(日本語表記とローマ字表記の両方を検討する)
  2. 定点観測のような継続企画を作る場合は、その企画専用のハッシュタグ群を最初に決めて毎回同じものを使う
  3. 実測した8アカウントのハッシュタグ付き投稿率は28.7%。無理に全投稿にハッシュタグを付ける必要はない
  4. 客室の広さ・明るさを誇張する言葉(「格安」「破格」等)は、価格表示を伴う場合は景品表示法5条2号のリスクがあるため、条件を明記できないなら使わない

定点観測ライブカメラ企画のハッシュタグ(向瀧の連載企画)

向瀧が毎回のライブカメラ投稿に固定で使っていた枠。#温泉 が13投稿、#ライブカメラ・#会津・#会津若松 が各12投稿でした。

#温泉 #ライブカメラ #会津 #会津若松 #その瞬間の特等席へ #向瀧 #旅館 #ホテル #文化財 #定点観測 #日本 #landscape #TravelJapan #InstaJapan #aizu

同じ場所・同じ画角で撮り続ける定点観測という企画に、毎回ほぼ同じハッシュタグ群を付けていました。連載企画を作ると、ハッシュタグも含めて『型』として毎回使い回せることが実測から分かります。

施設名・地域名のハッシュタグ

各施設が自分の施設名・所在地を投稿ごとに使っていた枠。

#由布院玉の湯 #玉の湯 #湯布院 #由布院 #由布院温泉 #mukaitaki #和倉 #和倉温泉 #加賀屋

施設名は日本語表記のままローマ字ハッシュタグも併用しているアカウントがありました(#mukaitaki等)。

ブランド・グループのハッシュタグ

大手リゾート運営会社が使っていた枠(各1〜2件)。

#星野リゾート #OMO #「街ナカ」ホテル

件数は少ないものの、グループブランドとしての認知を積み重ねるハッシュタグとして使われていました。

集計元: 実際に運用されているホテル・旅館8アカウント(星野リゾートグループ5ブランド・帝国ホテル・強羅花壇・由布院玉の湯・向瀧)の投稿108件(2026-08-06取得。各アカウント直近12件)。加賀屋は直近投稿106日前のため集計対象外。上に載せたハッシュタグはすべてこの集計に実際に出てきたもので、当サイトが作った例ではありません。

景品表示法5条は、どこに何が書いてあるか

客室写真の加工・価格表示で気をつけるべき条文です。以下は2026年8月6日にe-Gov法令検索の条文原本を実際に取得して確認した内容です。

  1. 優良誤認表示の禁止(第5条第1号)

    不当景品類及び不当表示防止法第5条第1号は「商品又は役務の品質、規格その他の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示し(中略)表示」を禁止しています。広角レンズや過度な画像加工で客室を実際より広く・明るく見せる表示は、この規定に触れるリスクがあります。

  2. 有利誤認表示の禁止(第5条第2号)

    第5条第2号は「商品又は役務の価格その他の取引条件について(中略)実際のもの(中略)よりも取引の相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認される表示」を禁止しています。宿泊料金の割引表示で、元価格や適用条件(宿泊日・人数・期間限定等)を示さない場合、有利誤認のリスクがあります。

  3. 客観的な事実(文化財登録・受賞歴等)は表示リスクが低い

    文化財登録・国際アライアンス加盟・受賞歴のような、第三者機関による客観的な事実の表示は「著しく優良」の主観的な誇張とは性質が異なります。実測した向瀧・強羅花壇のように、事実として明記する分には5条1号のリスクを避けやすい表現です。

  • 宿泊施設の客室写真表示に関する業界特有の自主規制ガイドラインの有無は、2026年8月6日時点で確認できませんでした。確認できたのは景品表示法の一般規制のみです。

出典: e-Gov法令検索(不当景品類及び不当表示防止法)

客室写真の見せ方まで含めた投稿テンプレートを作りたい方へ。ヒアリングに答えると無料です。

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実測: 大手グループと個人経営で、アカウント設計はどう違ったか

実測した8アカウントを比較すると、規模によってアカウント設計の考え方がはっきり分かれていました。

  1. 大手グループはブランドごとにアカウントを分けていた

    星野リゾートは、グループ公式アカウント(星野リゾート)とは別に、星のや・界・OMOなど各ブランドごとに専用アカウントを運用していました。ターゲット層がブランドごとに異なるため、届けるメッセージも分けている設計です。

  2. 個人経営・老舗旅館は1アカウントに情報を集約していた

    由布院玉の湯・向瀧のような個人経営・老舗旅館は、1つのアカウントに施設紹介から季節の様子まですべて集約していました。無理にアカウントを分けず、1つで完結させる設計です。

  3. 継続企画を持つアカウントはエンゲージメントの型が明確だった

    向瀧の「定点観測」ライブカメラ企画のように、決まったフォーマットの継続企画を持つアカウントは、ハッシュタグの使い方も含めて『型』が確立していました。開設初期から無理に多様な投稿を目指すより、1つの継続企画を作るほうが運用しやすい可能性があります。

開設1週目から4週目にやること

4ステップを終えたあと、最初の1か月で手が止まらないように週ごとに分けました。

  1. 1.

    1週目: プロフィールと、施設が分かる3投稿

    プロアカウントに切り替え、上のプロフィール実例をもとに名前欄・自己紹介・リンクを埋めます。投稿は外観・ロビー・客室タイプ1部屋目の3本。

  2. 2.

    2週目: 客室タイプの追加と、ハイライト3枠

    別の客室タイプの写真を追加します。ハイライトは「客室タイプ」「館内施設」「アクセス・予約方法」の3枠を作ります。

  3. 3.

    3週目: 周辺観光情報と、継続企画の検討

    周辺観光スポットの紹介投稿を出します。あわせて、自施設で継続できる企画(季節の定点観測・スタッフ紹介の連載等)をこの週に決めます。

  4. 4.

    4週目: リールを1本と、数字の確認

    チェックインから客室の扉を開けるまでを30秒程度で見せるリールを1本出します。あわせてインサイトでプロフィール表示数を確認します。

次に決めたいホテル・旅館のSNS設計

宿泊予約までの流れを整えて、投稿を続ける

最初の10投稿が揃ったら、館内の雰囲気だけでなく、プロフィールから空室確認・予約へ進める導線も決めておくと運用しやすくなります。

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ホテル・旅館のSNS戦略を見る

Instagram・TikTok・予約サイトを組み合わせ、宿泊予約につなげる運用計画を整理します。

マーケティングの基本を確認する

認知から予約までの導線と、投稿を問い合わせにつなげる考え方を確認できます。

SNS運用の基本を確認する

プロフィール、写真、反応の見方など、投稿前に押さえたい基本をまとめています。

最初の10投稿で何を出すか

フォロワー0の状態から見た人に「どんな店か・誰がやっているか」が伝わる10本。1日で揃える必要はなく、1〜2週間かけて順番に投稿すれば十分です。

  1. 1.

    外観・エントランスの写真

    初めて見た人が施設を把握できる外観の写真。以降の館内写真の色温度・構図の起点にもなります。

  2. 2.

    客室タイプ別の写真(1部屋目)

    実際の広さ・明るさに近い構図で撮影した客室写真。宿泊体験との乖離を避けます。

  3. 3.

    館内施設(ロビー・ラウンジ)の紹介

    到着から滞在中の動線が伝わる館内施設の写真。

  4. 4.

    朝食・レストランの料理写真

    朝食やレストランの料理写真。食品衛生法に配慮した衛生的な見せ方を意識します。

  5. 5.

    温泉・大浴場・プール等の設備紹介

    設備があれば紹介する投稿。滞在の付加価値が伝わります。

  6. 6.

    スタッフ・支配人の紹介

    誰が迎えてくれる施設かが伝わる紹介投稿。おもてなしの姿勢が伝わります。

  7. 7.

    周辺観光スポット・アクセス情報

    宿泊先選びの決め手になる周辺情報。季節ごとに更新すると継続ネタになります。

  8. 8.

    客室アメニティ・眺望の紹介

    客室からの眺望やアメニティの充実度が伝わる投稿。

  9. 9.

    予約方法・キャンセルポリシーの案内

    公式サイトからの予約方法とキャンセルポリシーをまとめた投稿。ハイライトにも残します。

  10. 10.

    初めてのリール(チェックインから客室扉オープンまで)

    チェックインから客室の扉を開けるまでの流れを30秒程度で見せるリール。

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最初の10投稿を出したあとの運用リズム

フィード週3〜5本、ストーリーズ毎日、リール週2〜3本が目安

毎日投稿する必要はありません。継続できる頻度を先に決めてください。客室写真を投稿するたびに、実際の見え方に近いかどうかを見直すことが重要です。

月間のフォロワー・予約数の目安や90日の実行プランは ホテル・旅館 SNS 戦略 で詳しく解説しています。

参考にしたいホテル・旅館の実在アカウント

実際に運用されているアカウントを見ながら、投稿の雰囲気やプロフィールの書き方を確認できます。

@hoshinoresorts.official

星野リゾート Hoshino Resorts

複数ブランドを横断して展開する宿泊事業者のグループ公式アカウント。6ブランドを短い言葉で紹介し、各ブランドの専用アカウントへの入口の役割を担っています。

@mukaitaki

会津東山温泉 向瀧

登録有形文化財の老舗旅館。「定点観測」というライブカメラ投稿の連載企画を持ち、毎回ほぼ同じハッシュタグ群を使っています。

@gorakadan

強羅花壇 | GORA KADAN

英語主体のプロフィールで、国際的な宿泊アライアンス加盟とミシュランキーの受賞歴を明記している高級旅館の例です。

開設直後にやりがちな失敗

1.

客室写真を実際より広く・明るく加工してしまう

問題: 宿泊後の『写真と違う』という口コミにつながり、景品表示法第5条第1号(優良誤認表示)のリスクもあります。

対策: 実際の見え方に近い写真を選び、過度な画像加工を避ける。

2.

予約導線をOTAだけにしてプロフィールリンクを設定しない

問題: 直販の機会を逃し、OTAへの手数料負担が続きます。

対策: プロフィールリンクを公式サイトの予約ページ1本にする。

3.

宿泊料金の割引表示に元価格・適用条件を明記しない

問題: 景品表示法第5条第2号(有利誤認表示)のリスクがあります。

対策: 割引前の価格と、適用条件(宿泊日・人数・期間限定等)をセットで明記する。

4.

継続企画を作らず、投稿のテーマが毎回バラバラになる

問題: 実測した向瀧のような継続企画がないと、ハッシュタグの使い方も投稿の型も固まらず、続けるほど何を投稿すればいいか迷いやすくなります。

対策: 季節の定点観測・スタッフ紹介の連載など、自施設で無理なく続けられる企画を1つ決める。

よくあるご質問

開業前からアカウントは作れますか?

作れます。客室写真が撮れ次第、館内の準備風景と合わせて投稿を始められます。

客室写真はどこまで加工していいですか?

実際の見え方に近い範囲にとどめてください。広角レンズや過度な加工で広く・明るく見せると、景品表示法第5条第1号(優良誤認表示)のリスクがあります。

OTA(楽天トラベル等)と両方運用すべきですか?

両方の併用が現実的です。Instagramで認知を広げ、公式サイトの予約ページへ誘導する直販導線を用意してください。

複数の施設・ブランドがある場合、アカウントは分けるべきですか?

実測した星野リゾートは、グループ公式とブランドごとの計6アカウントを分けて運用していました。ターゲット層がブランドごとに違う場合は分ける設計が参考になります。1施設のみの場合は無理に分ける必要はありません。

宿泊客の写真を投稿してもいいですか?

必ず本人の許可を得てから投稿してください。無断掲載は避けてください。

ハッシュタグは何個くらい付ければいいですか?

実測した8アカウントのハッシュタグ付き投稿率は28.7%でした。施設名・地域名を固定で使い、継続企画があればその専用ハッシュタグを加える使い方が中心です。

有名な宿のアカウントを参考にしても大丈夫ですか?

参考にする際は投稿日の新しさも確認してください。実測では、老舗旅館の公式アカウントでも最新投稿が106日前で止まっている例がありました。

開設直後は何を優先すべきですか?

フォロワー数より、客室・館内の実際の雰囲気が伝わる最初の10投稿を揃えることを優先してください。

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