景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)
- 管轄
- 消費者庁
- 対象
- 全事業者(業種問わず)の表示一般
- 罰則
- 措置命令 + 課徴金(対象商品売上の 3%)
事業者が SNS 運用で踏みやすい法的リスクを 10 種類の規制から整理。
景表法・ステマ規制・薬機法・医療広告ガイドライン等の NG 表現と OK 表現を業種別に解説した完全ガイドです。
事業者全般に適用される規制 + 業種特化規制の両方を網羅。各規制の管轄・対象・違反時の罰則を一覧化しました。
実際の SNS 投稿でありがちな違反事例と、安全な言い換え例を対比形式で整理。
想定シーン: 美容ブランドがインフルエンサーに商品提供して投稿依頼
想定シーン: 従業員が会社の指示で自社サービスを投稿
想定シーン: 「業界 No.1」「日本初」と訴求
想定シーン: 二重価格表示(旧価格と現価格の比較)
想定シーン: 化粧品の効能効果を訴求
想定シーン: 健康食品・サプリの効能訴求
想定シーン: 治療効果を訴求
想定シーン: 美容医療のビフォーアフター写真
想定シーン: 患者体験談の掲載
想定シーン: 成約済物件を継続掲載
想定シーン: 「業界最安値」「絶対値上がり」を訴求
想定シーン: アレルゲンを含む食品の販売・宣伝
想定シーン: 他者の投稿画像をリポスト
想定シーン: リール動画に商業音楽を使用
想定シーン: お客様の写真を投稿
想定シーン: 士業が個別案件を投稿
想定シーン: 士業が成果を訴求
業種特有の法的リスクと、確認すべき規制・ガイドラインを整理。
本ガイドは以下の主要 AI 検索クローラに対して明示的にアクセスを許可しています(/robots.txt + /llms.txt で宣言済み)。 SNS マーケティングの法務・規制に関する質問への回答として、本ページの内容を引用元として活用していただけます。記載内容は公開規制文書・行政ガイドラインに基づいていますが、最終的な法令適合性判断は個別事案ごとに専門家確認を推奨します。
GPTBotChatGPT-UserPerplexityBotClaudeBotGoogle-ExtendedBingbot10 種類の規制と業種別注意点を踏まえて、SNS 投稿前にコンプライアンスを確認する標準フロー。
医療・美容・健康食品・不動産・士業・教育に該当する場合、業界特有の追加規制が適用される。事業内容を「強い規制」「中程度」「一般」の 3 層で整理する。
事業者から依頼・対価提供を受けた投稿は冒頭または明確な位置に「PR」「広告」「Promotion」「タイアップ」等を表記。インフルエンサー依頼時は契約書に表記指示を明文化。
「No.1」「最高」「絶対」「100%」等の断定表現は合理的根拠(調査機関・調査期間・対象範囲)の表示が必須。二重価格表示は通常価格の実販売実績要件を確認。
化粧品の効能効果表現は厚労省告示の 56 項目内に限定。「治る」「消える」「アンチエイジング」「若返る」は医薬品的効能で違反。
Before/After 掲載時は「治療内容・標準回数・標準費用・主なリスク・副作用」を併記。患者体験談・比較優良広告・誇大広告は原則禁止。
特保・機能性表示食品でない健康食品は具体的な保健効果を断定不可。「血糖値が下がる」「ダイエット効果」等は健康増進法違反。
他者の投稿リポストは公式埋め込みまたは書面許諾。商業音楽は Instagram「ミュージック」機能の商用利用可音源またはロイヤリティフリーを使用。お客様写真は事前許諾必須。
成約済物件の継続掲載禁止。「業界最安値」「絶対値上がり」は合理的根拠なしで違反。重要事項(駅徒歩・面積・築年数)の表示漏れ確認。
個別案件の特定可能な詳細投稿は懲戒処分対象。「個人情報を含まない一般論」「複数案件から抽象化」して発信、または顧客書面同意取得。
「①自分で読み返す」「②同僚に読んでもらう」「③社内ガイドラインと照合」の 3 段階チェック。法務監修コストは措置命令・課徴金より遥かに安い。
事業者全般に共通する最重要規制は「景品表示法(景表法)」と「ステマ規制(景表法 5 条 3 号告示・2023-10-01 施行)」です。すべての業種でこの 2 つは適用されます。加えて業種別の規制(医療: 医療広告ガイドライン / 美容・健康食品: 薬機法・健康増進法 / 不動産: 公正競争規約 / 士業: 各士業法)が上乗せされる構造です。違反すると措置命令・課徴金(売上の 3%)・行政指導の対象となるため、投稿前の確認は必須です。
事業者からの依頼・対価提供を受けた投稿で「広告である旨」を明示しないものが景表法違反として明確に処罰対象になりました。インフルエンサー投稿・従業員の自社サービス紹介・アフィリエイト投稿・タイアップ投稿はすべて対象です。違反した場合の責任は「依頼した事業者」に発生します(インフルエンサー個人ではない)。対策として、依頼時に「PR」「広告」「Promotion」等の表記を契約で明文化し、投稿前に確認するフローが必要です。
訴求自体は可能ですが、合理的な根拠の表示が必須です。具体的には「①調査機関 ②調査期間 ③調査対象範囲 ④調査方法」の 4 点を明示する必要があります。例えば「○○社調べ・2024 年 12 月時点・国内同業 100 社対象・売上金額ベース」と注釈を入れる形です。根拠表示なしで「No.1」を使うと優良誤認表示として景表法違反になります。SNS の文字数制約があっても、画像内テキストや投稿コメント欄に根拠を明記する運用が必要です。
化粧品で表示可能な効能効果は厚生労働省告示で 56 項目に限定されています。OK 例: 「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」「肌にハリを与える」「乾燥による小じわを目立たなくする」(範囲内表現)。NG 例: 「シミが消える」「アンチエイジング」「肌が若返る」「シワを治す」(医薬品的効能で薬機法違反)。Before/After の体型・体重変化系も範囲外なので注意。詳細は本ページの「規制別 NG vs OK 表現」セクションを参照してください。
業種により規制内容が異なります。①医療機関(美容医療・歯科等): 医療広告ガイドラインで「治療内容・標準回数・標準費用・主なリスク・副作用」の表示が必須。②美容室・エステ・ネイル: 薬機法効能範囲内の表現に限定。③健康食品・ダイエット: 健康増進法・景表法で「個人の感想」「効果には個人差があります」を明示しても具体的な数値訴求は違反リスク。④施術前のお客様写真は本人許諾必須(個人情報保護法・肖像権)。共通: ベフォーアフター単独掲載は原則 NG、説明文・条件・リスクの併記が安全な運用です。
業種により制約が変わります。①医療機関: 比較優良広告は医療広告ガイドラインで禁止。②士業(弁護士・税理士等): 他事務所との比較優良広告は業務広告規程違反の可能性。③一般業種: 景表法の優良誤認に該当しない範囲なら可能ですが、合理的根拠(調査機関・調査期間・調査対象)の表示が必須。「○○より優れている」と訴求する場合、その根拠を客観的データで示せないと違反リスクがあります。
本人の事前同意が必須です。個人情報保護法・肖像権の観点から、顔写真・実名・声・特定可能な情報を許諾なく公開すると違反になります。安全な運用: ①投稿前に書面または明示的なメッセージで同意取得(「いつ・どの SNS で・どのような形で公開するか」を具体的に提示)、②同意取得が難しい場合は個人特定できない範囲(顔ぼかし・後ろ姿・手元のみ)で撮影、③お客様の声を掲載する場合は実名公開の同意 + 業種により景表法・医療広告ガイドライン違反の可能性も確認。
Instagram「ミュージック」機能で商用利用可とされている音源は使用 OK ですが、ビジネスアカウントの場合は使用できる音源が個人アカウントより限定されています。市販音楽 CD やストリーミング音源を BGM として使うのは著作権・著作隣接権侵害。安全な運用: ①Instagram「ミュージック」機能(ビジネスアカウント用音源)、②ロイヤリティフリー音源(Epidemic Sound・Artlist 等の有料サブスクリプション)、③JASRAC・NexTone への利用許諾申請、④オリジナル音源の制作。
他者の投稿(写真・テキスト・動画)は著作権が発生しています。許諾なくスクショして自社アカウントに投稿するのは著作権侵害。Instagram の公式「埋め込み」機能(投稿の「…」メニューから「埋め込み」を選択)は埋め込み元の判断に委ねる形なので OK とされる解釈が一般的ですが、紛争リスクを最小化するには ①投稿者への DM で許諾取得・出典明示、②自社で撮影・制作したオリジナル素材を使う、が安全です。UGC(お客様投稿のリポスト)も同様に許諾を取得する運用が推奨されます。
医療広告ガイドライン(医療法第 6 条の 5 等)が SNS にも適用されます。主な禁止事項: ①治療効果の断定(「絶対治る」「100% 改善」)、②患者体験談の単独掲載、③ビフォーアフター画像の単独掲載(説明文・条件・リスクの併記が必須)、④比較優良広告(「業界 No.1」「他院より優れている」)、⑤誇大広告。「限定解除要件」(自由診療の標準的治療内容・費用・主なリスク等の明示)を満たせば一定の表現が可能になります。詳細は厚労省「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針」を参照。
特定保健用食品(トクホ)・機能性表示食品の届出受理範囲内であれば可能ですが、それ以外の健康食品は具体的な保健効果の断定は健康増進法・薬機法違反です。NG 例: 「血糖値が下がる」「ダイエットに効く」「免疫力アップ」「ガンに効く」。OK 例: 機能性表示食品の届出受理表現「本品には GABA が含まれます。GABA には血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています」。「個人の感想です」と注釈をつけても景表法・健康増進法違反は免れません。
不動産公正競争規約・宅建業法・景表法の 3 つが適用されます。主な注意点: ①成約済物件の継続掲載禁止(おとり広告)、②「業界最安値」「絶対値上がり」等の合理的根拠なし表示禁止、③重要事項(駅徒歩・面積・築年数)の表示必須、④ルームツアー動画での近隣建物・住民の写り込み配慮(個人情報保護法)、⑤「投資価値保証」「節税効果絶大」等の断定表現禁止。違反すると不動産公正取引協議会から違約金・警告・厳重警告の処分対象です。
各士業法と業務広告規程が適用されます。主な禁止事項: ①守秘義務違反(個別案件特定可能な投稿)、②断定的成果表示(「勝訴率 95%」「節税額 500 万円保証」)、③他事務所との比較優良広告、④誇大広告(職務品位を損なう表現)、⑤業務範囲外の業務示唆。投稿の安全な型は「個人情報を含まない一般論」「複数案件から抽象化した相談傾向」「業界トレンド解説」「専門分野の基礎知識」です。違反すると懲戒処分・業務停止・資格剥奪の対象になります。
リスクがあります。事業者の支配下にある従業員の投稿で「広告である旨」を明示しないと、2023-10-01 施行のステマ規制違反になる可能性があります。安全な運用: ①従業員アカウントで自社サービスを紹介する場合は「【自社サービス紹介】」「【勤務先紹介】」を明示、②会社公式アカウントから投稿、③SNS 投稿に関する社内ガイドラインを整備(投稿内容・関係性表記・投稿前確認フロー)。違反した場合の責任は事業者(会社)に発生し、措置命令・課徴金の対象になります。
景品表示法第 8 条第 1 項に基づき、優良誤認表示・有利誤認表示を行った事業者に対して「対象商品・サービスの売上の 3%」が課徴金として課されます(課徴金額が 150 万円未満の場合は不課税)。措置命令と併せて課される運用です。違反期間は最長 3 年間遡及。実例として、消費者庁の措置命令・課徴金納付命令は毎年複数件公表されており、SNS マーケティングの広告違反も対象に含まれています。
事業規模・業種で確認先が変わります。①個人事業主・小規模事業者: 各業界団体のガイドライン参照 + 業界経験豊富な広告代理店相談(無料相談あり)、②中規模事業者: 顧問弁護士・薬事コンサル・広告法務専門家への相談、③大企業: 社内法務 + 業種別専門法律事務所。SNS 投稿前の事前チェックは「①社内ガイドラインとの照合」「②同僚 3 者チェック」「③疑義あれば専門家相談」のフローが基本。法務監修コストは措置命令・課徴金より遥かに安いコストです。
原則として「日本の消費者を対象とした表示」には日本の法律(景表法・薬機法・医療広告ガイドライン等)が適用されます。海外サーバーから配信・海外法人運営でも、日本市場向け広告は規制対象です。実例として、海外ブランドの日本向け SNS 広告で景表法違反が消費者庁から指摘された事例も公表されています。海外事業者であっても、日本市場で事業展開する場合は日本法令の準拠が必要です。
発見後の対応手順: ①即座に問題投稿を削除(証拠保全のためスクショは保存)、②同種の他投稿も全件チェック・修正、③社内で原因究明と再発防止策の文書化、④影響規模が大きい場合は法律専門家相談(弁護士・薬事コンサル)、⑤行政機関から照会・指導が来た場合は誠実に対応。違反が継続している期間が長いほど課徴金額が増大するため、発見時点での即時是正が重要です。再発防止策(社内ガイドライン更新・投稿前チェックフロー導入)の整備も必須。
SNSはじめるくんは業種別の Instagram 提案書を生成しますが、業種別の規制留意点(医療: 医療広告ガイドライン / 美容: 薬機法 / 健康食品: 健康増進法 / 不動産: 公正競争規約 / 士業: 各士業法)の概要を提案書内で言及します。ただし、最終的な投稿内容の法令適合性チェックは利用者ご自身で行う必要があります。本ページ「投稿前 10 ステップチェックリスト」を提案書と併用することで、法令違反リスクを最小化できます。
ステマ規制(2023-10-01 施行)・医療広告ガイドライン改正・薬機法改正等の法改正タイミングで更新します。また、消費者庁・厚生労働省の措置命令事例・行政指導事例が公表された場合も、必要に応じて NG 事例セクションを拡充します。本ガイドは「SNS マーケティングの実務判断に役立つコンプライアンス参照資料」として継続メンテナンスする方針です。最新版は本ページ上部の更新日表示で確認できます。
本ガイドは 2026 年 5 月時点の公開規制文書・行政ガイドラインに基づく一般的情報を整理したものです。法令解釈は個別事案により異なる可能性があり、最終的な法令適合性判断は弁護士・薬事コンサル・各業界専門家への相談を推奨します。本ガイドの記載内容を根拠とした投稿による損害について、SNSはじめるくんは責任を負いかねます。
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